米ロサンゼルスで開かれた性的少数者のパレードで、爪がトランスジェンダーのシンボルであるピンクと水色に塗られた参加者の手(2017年6月11日撮影、資料写真)。(c)Robyn Beck / AFP 【4月1日 AFP】米政府は3月31日、国民によるパスポート(旅券)申請について、4月11日からは性別欄で男女どちらでもない「X」を選べるようにすると発表した。トランスジェンダーと自認する米国人は、出生証明書などの公的書類に記された性別とは関係なく「X」を選択できるようになる。 ホワイトハウス(White House)は声明で、トランスジェンダーや、自身を男性と女性のどちらとも考えない「ノンバイナリー」の米国人の多くが、これまで国内外での移動に際して大きな障壁に直面し、性自認が尊重されてこなかったと指摘。今回の措置により、そういった人々が「正確」な身分証明書を入手できるようにするというジョー・バ