ARMから見た7nm CMOS時代のCPU設計(12)~トランジスタ構造の展望:福田昭のデバイス通信(23)(1/2 ページ) 今回は、トランジスタ構造の展望を、2つの軸に沿って見ていこう。1つ目はプレーナFETからFinFETへの移行、2つ目は14nm世代から5nm世代にかけてのトランジスタ仕様である。FinFETの登場は、プレーナFETにはなかった新たな課題をもたらしている。 プレーナFETからFinFETへの移行 MOSトランジスタの構造は、22nm世代から16nm/14nm世代にかけて大きく変わろうとしている。従来のMOSFET(プレーナMOSFET)を、FinFET(フィンフェット)で置き換える。 FinFETとプレーナFETの構造的な違いは、「フィン」の存在だろう。FinFETでは、シリコンウエハー表面に対して垂直に薄い板状のシリコン(フィン)が存在する。フィンはMOSトランジ
お久しぶりです、ライターのYUKIです! モービル・ファーストやレスポンシブ・デザイン、リーンUXやアジャイルなど、デザイナーとして押さえておきたいトピックはたくさんあります。私自身がまだまだ勉強不足なこともあり、今回はここに挙げたもののうちおそらく皆さんもよくご存知のレスポンシブ・デザインと同意味で使われることがある、アダプティブ・デザインについての個人的な見解をシェアさせて頂こうと思います。 「レスポンシブ・デザインて何?」という方は、まずLIGの過去記事をどうぞ。 必読!5分でわかる流行のレスポンシブWebデザインまとめ 必読!5分でわかる流行のレスポンシブWebデザインまとめ その2 必読!5分でわかる流行のレスポンシブWebデザインまとめ 制作編 はじめに レスポンシブ・デザインとアダプティブ・デザインが混同される理由 スマートフォンやタブレット、スマートテレビなどの普及により、
パソコンやスマートフォンは機種が違っても同じソフトウエアが使える。だが、現状の多くのロボットではそうはいかない。ロボットごとに、あるいはメーカーごとに、OSやミドルウエア、プログラム言語が異なっており、しかも通常はそれらの仕様が非公開となっているためだ。 だが、ロボットをもっと幅広く活用したいのであれば、パソコンのアプリケーション・ソフトやスマホのアプリのように、他者が開発したソフトを利用したり、ロボットの専門家でなくてもソフトを開発できたりといった環境がほしくなる。他者のソフトを流用できれば、本当に開発が必要な部分だけに集中できるし、ロボットの専門家以外がロボットのソフト開発に関われるようになれば、もっといろんなアイデアをロボットに取り込めるようになる。 そこで、近年注目を集めているのが、ロボット用オープンソース・ミドルウエアの「ROS(Robot Operating System)」だ
5年前、IT系の調査会社やアナリストは、2013年のIT業界についてさまざまな予測を発表していた。こうした予測は、IT担当者や技術者が3~5年という中長期的視点でIT計画を捉え、最大の投資効果が得られる分野を割り出すうえで参考にするためのもの。InfoWorldが当時伝えた中から、2013年についての予測をいくつか拾い出し、現実の世界がどうなったかを見ていこう。 (前回から続く) 予測3:2013年には、世界全体でWebアクセスに最もよく使われるデバイスは、パソコンではなく携帯電話となっている(米Gartnerの2010年1月の予測) 現実:上記の予測を示したGartnerに問い合わせても回答が得られなかったが、Webアクセスの利用デバイスに関する調査結果は他社も公表している。米Adobe Systemsが1000以上のWebサイトに対するトラフィックを分析した2013年3月のデータによる
出典:日経コンピュータ 2013年7月25日号 pp.56-63 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) データ保存手段として、既に過去の遺物と思われていた「磁気テープ」の生産量が急回復している。ここ数年で急速に大容量化し、主に海外で需要が伸びているためだ。復権の背景には日本のメーカーによる技術革新があった。クラウドやビッグデータでも活用が進む磁気テープの最新動向を解説する。 磁気テープは、過去の遺物――。 データのバックアップやアーカイブ(長期保存)の有力手段である磁気テープのことを、そう思っている読者は少なくないだろう。 実際、日本国内におけるテープストレージ(テープドライブやカートリッジの自動入れ替え装置)の市場規模は減少し続けている。IDC Japanの調査によれば、2012年の国内テープストレージ市場規模は、前年比15.2%減となる158億8900万円
今、クラウド・コンピューティングはITに携わる人だけでなく、企業経営者から一般の消費者まで広く知られた言葉になっている。米国で話題となったクラウド・コンピューティングをいち早く日本に紹介した野村総合研究所の城田真琴上級研究員は「企業でクラウドを利用するユーザーの満足度は非常に高い。これは特筆すべきことで、焦点は『使うかどうか』から『どう使えばよいか』に移っている」と指摘する。実際、日本でも当初の大企業中心の利用から、中小企業での活用も急速に拡大している。また、複数のクラウド・サービスを利用する企業も増えており、本格的な普及期に入ったと見ることができる。 2008年に注目を浴びるようになってから5年余り、クラウドの現状と企業での活用状況、その真価とこれからの進化の方向性について、城田氏に聞いた。 今、クラウド・コンピューティングはITに携わる人だけでなく、企業経営者から一般の消費者まで広く知
皆さんはFPGAという言葉を聞いたことがあるでしょうか。FPGAは「Field Programmable Gate Array」の略です。日本語にすると「現場で(Field)プログラミングできる(Programmable)回路チップ(Gate Array)」ということになります。内部の回路を後から書き換えられるLSIチップなのです。 FPGAの大きな利点の一つは、通常のLSIよりも開発費用が安く済み、開発から製造までの期間が短い点です。周辺ハードウエアが整っていれば、チップ回路を設計して実際に動かすまでに、長くても数時間しかかかりません。 FPGAは実際にはどのように使われているのでしょうか。データ処理向けの使い方を主に見ていきましょう。 金融計算 FPGAでのデータ処理を積極的に取り入れていることが目立つのは、金融業界です。現在の金融取引では、売買を自動的に行うアルゴリズム取引が広まって
ノビフロー(NoviFlow)は、OpenFlow対応スイッチを開発するカナダのベンチャー企業。設立は2012年と新しい会社だが、OpenFlow v1.3に対応し、かつフローエントリー数が100万という高性能スイッチの開発に成功した。その鍵はネットワークプロセッサーだという。CEO(最高経営責任者)のドミニク・ジョドエン氏とVP Salesのイエスパー・エリクソン氏に話を聞いた。
データの読み込みや書き出しを高速にするため、ハードディスクとのデータのやり取りを無くしてメモリー上で一連の処理を完結する技術。 ビッグデータから企業が有益な情報を素早く抽出・分析するのに有効な技術として注目を集めているのが、インメモリー・コンピューティングです。インメモリー・コンピューティングはハードディスクを使わずに、メモリーだけで演算処理を終える技術です。ハードディスクとのデータのやり取りが発生しないため、データの読み込みや書き出しを高速にできます。現在の主な用途はデータベースです。 効果:潜在的ニーズを掘り起こす そもそもインメモリー・コンピューティングが脚光を浴びるようになったきっかけは、メモリー価格の大幅な下落です。データ圧縮技術の進化も相まって、サーバーに大容量のメモリーを積みやすくなり、インメモリー・コンピューティングの普及に向けた下地が出来上がりました。企業が導入するうえで
基幹系システム ERP 会計システム 電子帳票システム ワークフロー 勤怠管理システム もっと見る 情報共有システム・コミュニケーションツール グループウェア Web会議 テレビ会議/ビデオ会議 ファイル共有 文書管理 もっと見る 情報システム SFA CRM コールセンター/CTI BPM PLM もっと見る メール 電子メール メールセキュリティ メールアーカイブ その他メール関連 もっと見る エンドポイントセキュリティ アンチウイルス 暗号化 認証 ID管理 メールセキュリティ もっと見る ネットワークセキュリティ ファイアウォール WAF IPS UTM セキュリティ診断 もっと見る 運用管理 統合運用管理 IT資産管理 サーバー管理 ネットワーク管理 統合ログ管理 もっと見る バックアップ バックアップツール バックアップサービス テープバックアップ その他バックアップ関連 もっ
ウエアラブル端末が徐々に世に出始めてきている。この動きをどう見ているか。 伊藤:韓国サムスンの腕時計型コンピューターや米グーグルの眼鏡型コンピューターといった、今出てきているウェアラブルコンピューターは1980年代、MITメディアラボで研究していた人たちが花を開かせたものだ。 スマートフォンが大型化するにつれ、人々は小さなものを求める傾向が強まっている。幾度となくウェアラブルコンピューターのムーブメントは起きては消えてきたが、ディスプレイ技術や通信技術の発展によって、かなり現実味を帯びてきたといっていいだろう。今回のムーブメントは米アップルの「アップル・ニュートン」(注:1993年に発売された世界初の個人用携帯情報端末)とiPadくらいの違いがある。今回のウェアラブルコンピューターの潮流は定着すると見ている。 ウエアラブル端末の現状での問題点をどう見ているか。 伊藤:例えば、眼鏡型コンピュ
基幹系システム ERP 会計システム 電子帳票システム ワークフロー 勤怠管理システム もっと見る 情報共有システム・コミュニケーションツール グループウェア Web会議 テレビ会議/ビデオ会議 ファイル共有 文書管理 もっと見る 情報システム SFA CRM コールセンター/CTI BPM PLM もっと見る メール 電子メール メールセキュリティ メールアーカイブ その他メール関連 もっと見る エンドポイントセキュリティ アンチウイルス 暗号化 認証 ID管理 メールセキュリティ もっと見る ネットワークセキュリティ ファイアウォール WAF IPS UTM セキュリティ診断 もっと見る 運用管理 統合運用管理 IT資産管理 サーバー管理 ネットワーク管理 統合ログ管理 もっと見る バックアップ バックアップツール バックアップサービス テープバックアップ その他バックアップ関連 もっ
ソフトウェア自動テストツールは正しく使えば、モバイルアプリケーション開発のテストサイクルを短縮できる。また、ヒューマンエラーが起きる確率が減少するので、ソフトウェアの品質向上にもつながる可能性がある。「しかしモバイルソフトウェアテストの自動化に飛びつく前に、テスト対象と使用目的をしっかり検討すべきだ」とアドバイスする専門家もいる。 関連記事 「応答しないモバイルアプリ」、4つの解決策 「HTML5でモバイルアプリ開発」は是か非か? ネイティブアプリと比較 アプリストアには頼らない――モバイルアプリ社内開発の利点を聞いた モバイルアプリを開発する前に確認すべき6つの問題 モバイルアプリケーションテストの自動化を進めることのメリットとデメリットについて、2人のベテランのソフトウェアテスターが議論を交わした。 企業向けのシングルサインオン(SSO)サービスを提供している米認証管理企業のOktaの
近年、開発と運用が連携してリリースサイクルを速める「DevOps」という概念が関心を集めている。だが人によって解釈が異なるなど、いまだ言葉先行の感も強い。DevOpsの本当の意義と実践のポイントを探った。 定義でも理想像でもない“DevOps”の真の姿とは? 「DevOps」という言葉が注目を集めている。一言でいえば「Dev(開発担当者)とOps(運用担当者)が連携してアプリケーションのリリースサイクルを速める」といった概念だ。この言葉が企業の関心を集める背景には市場競争の激化があるといわれている。 というのも、移り変わる市場に追従するためには、速いペースでサービスをリリースし、ニーズをくみ取りながらスピーディに改善を重ねる、アジャイル開発のアプローチが不可欠となる。そしてEコマースをはじめ、多くのサービスをITシステムが支えている今、まさしくシステム開発・運用の在り方を見直してリリースサ
最近さまざまなイベントやブログエントリで見かける「DevOps」。この言葉をひもとき、なぜ「Dev」と「Ops」が衝突するのか、その解決に必要な要素とは何かを分かりやすく解説します。 DevOpsとは 2009年にオライリーが開催した「Velocity 2009」というイベントにおいて、Flickrのエンジニアが、“開発と運用が協力することで、1日に10回以上のペースでリリースが可能になること”を紹介しました。いまさまざまなシーンで見かける「DevOps」という言葉は、このプレゼンの中で登場したものです。 DevOpsとは、開発(Development)と運用(Operations)が協力し、ビジネス要求に対して、より柔軟に、スピーディに対応できるシステムを作り上げるためのプラクティスです。多くの人々により議論は続けられていますが、ITILとは異なり、現時点においては、DevOpsに厳密な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く