アルゼンチンから帰郷した、かつて東京の地下鉄丸ノ内線を走っていた500形電車が、深夜の道路を駆け抜けました。本格的な修繕が始まります。 丸ノ内線の「赤い電車」、復元に向けて かつて地下鉄丸ノ内線を走っていた“赤い電車”500形が2017年3月、トレーラーに載って深夜の東京を走りました。 中野車両基地を出て山手通り、環七経由で新木場車両基地へ運ばれる途中の500形(2017年3月16日、恵 知仁撮影)。 日本での役目を終えたのち、アルゼンチン・ブエノスアイレスの地下鉄で“第2の人生”を送っていた車両で、2016年7月に“帰郷”。これまで東京メトロの中野車両基地(東京都中野区)にて、「鉄道技術発展に貢献した車両」として自走可能な状態で保存すべく、修繕作業が行われていました。 そしてこの2017年3月、本格的な修繕、復元を始めるため別の日2回に分けて、500形の車体3両分が中野車両基地を出発。深