東京急行電鉄(東急)は5月12日、2017年度の鉄軌道事業設備投資計画(総額502億円)を発表した。ホームドアの整備計画を再び前倒しするほか、大井町線の輸送力増強などを図る。 東急は2015年1月、ホームドアの整備計画を大幅に前倒しすると発表。2020年をめどに東横線・田園都市線・大井町線の3線全駅にホームドアを整備するとしていた。今回の発表によると、3線全駅のホームドア整備完了時期をさらに約1年早め、2019年度の完了を目指す。 本年度は3線の計13駅でホームドアの運用を開始する予定だ。田園都市線では、ホームドア設置の障害になっていた6ドア車の4ドア車への置換えを完了。本年度中に三軒茶屋駅や二子玉川駅など7駅でホームドアの運用を開始するほか、池尻大橋駅などでも工事に着手する。東横線では祐天寺駅や綱島駅、大井町線では荏原町駅などでも本年度中にホームドアの運用を始める。 大井町線は急行運転の