米政府のネット監視システムを暴露した元CIA職員のエドワード・スノーデン(30)がロシアへの一時亡命を認められたのは8月1日。スノーデンが長期間滞在したシェレメチェボ国際空港の乗り継ぎエリアを出てモスクワ市内に向かうと、ロシア当局やメディア、企業はすぐに彼を「英雄」「スター」と呼んでセレブ扱いした。 ただし、今後の身の振り方はまだはっきりしない。ロシア国内には、セレブとして活動し、アンナ・チャップマン(10年にアメリカで摘発されたロシアの元美人スパイ)と結婚すべきだという声もある。メディアから身を隠してひっそりと暮らし、ロシアの情報セキュリティーの強化に協力すべきだという意見もある。 スノーデンが先週、ロシアで仕事を見つけたいという希望を口にすると、ロシア版フェイスブックともいわれるSNS大手フコンタクチェのパーベル・ドゥロフ社長がプログラマーとして迎え入れたいと歓迎。一方、ロシア政府に近