米中露環境戦争 日本は環境技術立国、ロボット先進国として名をはせている。トヨタのハイブリッド・カー、プリウスは北米でも人気だ。石油が枯渇すると、もうだいぶ前から言われているが、今後、中国などの石油需要がますます伸びるにつれ、新しい油田の発掘も活発になるだろう。このまま、中国の軍事大国化に歯止めがかからなければ、台湾などの周辺諸国との武力衝突の可能性はきわめて高くなる(「侵略合理化法」としての「反国家分裂法」)。 すでに、ロシアの石油が中国に輸出されている現在、最低限、アラブの石油を確保しておかなければ、将来的な中国の脅威は高まるばかりだ。つまり、イラク戦争は今後の中国の石油需要を見越して行われたものだ。そのための代償は高くつき、イランなどの不穏な動きを助長させることになってしまった(石油支配めぐるイラク戦争)。 中国の経済発展は地球環境にも重大な影響を及ぼすと考えられている。中国では石油の