政府の専門家会議の尾身茂副座長に対し、立憲民主党の福山哲郎幹事長が国会質問で答弁内容にクレームを付けたことについて、医療関係者らからツイッター上で批判も出ている。 野党からヤジが飛んだことも含めて、「話を聞こうという態度じゃない」といったものだ。ツイッターでは「#福山哲郎議員に抗議します」のハッシュタグも拡散し、トレンド1位に。福山氏は、その後の記者会見で、発言の意図について釈明した。 ■安倍晋三首相がアドバイスしたとして、野党から激しいヤジも 「まず、この間の大変なご尽力に心から感謝申し上げます」。2020年5月11日の参院予算委員会では、福山氏は、こう述べて、尾身氏への質問を始めた。 尾身氏が4日の記者会見で新型コロナウイルスの感染者が無症状や軽症も含めると陽性判明者の10倍以上いるとの専門家の見方に同意したと主張し、そうすると感染者は約10万人いるという認識でいいかと聞いた。 これに
新型コロナウイルスの震源地となった中国湖北省武漢市は11日、約1カ月前にロックダウン(都市封鎖)が解除されてから初となるクラスター(集団感染)が確認されたと発表した。ウイルスの再流行について懸念が高まった。 武漢は5人の新規感染を報告。全員が同じ団地の住人だという。 直近で確認された新規感染者は全員、当初は無症状感染者に分類されていた。 無症状感染者とは、検査で陽性反応を示し他人を感染させる可能性はあるが、発熱などの症状を示さない人たちのことだ。 中国における無症状感染者の数は不明。こうした人たちは、接触者の追跡や健康診断の一環として実施される検査で陽性が確認された場合にのみ、保健当局の目に留まることになる。しかし中国では、無症状感染者は感染の症状を示すまでは全体的な症例数には含まれない。 中国本土の感染者数は累計で8万2918人となった。 北東部の吉林省舒蘭市ではクラスターが確認され、市
島田眞路山梨大学長、杉村太蔵氏の「日本の死者数は少ない」発言にピシャリ…「PCR検査しないでどうやって分かるんですか!」 11日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、新型コロナウイルスの感染拡大について特集した。 【写真】杉村太蔵のコロナ対策「日本は圧倒的に勝っている」にデーブ氏「違和感」 この日の番組には「PCR検査数の抑制は日本の恥」と批判して話題の山梨大の島田眞路学長がリモート出演。厚労省と文科省の縦割り縄張り争いを脱却して全国の大学を利用してPCR検査を拡充するという持論を展開した。 これに対し、リモート出演した元国会議員でタレントの杉村太蔵氏(40)は「一つ学長の話として素人として困惑しているのはですね」と話し出すと、「アメリカなどPCR検査をたくさんやった国は死者数も多い。先生は『日本の恥だ』とおっしゃいますけど、日本はPCR検査数は少ないで
新型コロナウイルスに感染した埼玉県内の80代男性が4月中旬、病院に入れずに自宅待機となっている間に急変し、搬送された病院で死亡した。男性の遺族は早期の入院を望んだものの、埼玉県では当時、感染者約200人が入院待ちの状態で、保健所から「重症者から入院させる。順番がある」と説明されていた。遺族は「しゃべれないほど重い状態だった。放置されたも同然だ」と県の対応を批判している。 遺族によると、男性は80代の妻と2人暮らしで、4月上旬から発熱やせきなどの症状があり、近所の病院を受診。処方された解熱剤を飲むなどして自宅療養していた。同13日に症状が悪化して同県所沢市の病院に救急搬送された。しかし、入院の必要はないと判断され、PCR検査(遺伝子検査)を受けて帰宅した。 男性は15日に狭山保健所(同県狭山市)から電話で陽性を告げられた。妻は「頼むから早く入院させてほしい」と依頼したが、保健所からは「重症者
50以上に上る日帝強制動員被害者団体が今月8日、共に市民党の尹美香(ユン・ミヒャン)当選人の当選辞退を求める声明を発表した。同団体はソウル汝矣島の共に民主党と市民党の党本部を抗議訪問し「破廉恥な人間が院内に入るのに絶対に反対する」「国会議員を辞退するよう要請する」と訴えた。 日帝強制動員犠牲者遺族協同組合(イ・ジュソン理事長)などは同日、尹当選人に関する四つの疑惑を提起した。その第1として「少数の慰安婦を懐柔し、反日に逆利用した」と主張した。これについて慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)氏は今月7日「2015年の韓日合意当時、10億円が日本から入金されたのを(尹)代表だけが知っていた」と指摘した。尹当選人は韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)の代表だった2015年、韓日慰安婦合意の主な内容について韓国外交部(省に相当)から事前に説明を聞きながら、その内容を被害者らに伝えなかったと
日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)が7日に大邱(テグ)市内のカフェで記者会見を行い、慰安婦関連団体の運営がまともにされていないとした上で「水曜集会をなくさなければならない」との考えを明らかにした。 水曜集会は慰安婦問題解決を促すため毎週水曜日に在韓日本大使館前で開かれる集会で、韓国挺身隊問題対策協議会が主導している。 李さんは特に、水曜集会への義援金などを通じて調達された財源が被害者のために使われていないとし、寄付金使用の透明性に対する疑問を提起した。 李さんは「参加した学生たちが出した義援金はどこに使うかもわからない。現金が入ってくることを知ることもできないが、義援金や基金などが集まれば被害者に使うべきなのに被害者に使ったことはない」と主張した。 続けて「来週から水曜集会に参加しない。集会は学生たちに苦労させ、わずかばかりの金だけなくさせ、まともな教育にもならない」と声
いまだに収束の気配がみえない新型コロナウイルス。政府は5月4日、被害拡大を防ぐため『緊急事態宣言』を31日にまで延長することを発表した。経済的不安や長い“巣篭もり生活”を余儀なくされ、社会全体に“苛立ち”が溜まるなか、「公園でサッカーをする者がいる」「営業をしている店がある」といったように、長期にわたるコロナ自粛による通報も増加傾向にあるという。 【写真】コロナ感染女性の職場として特定された店が出した「声明文」 そんななか、今ネットで大炎上を巻き起こしているのが、コロナに感染していたことを知りながら山梨県に帰省したという20代会社員女性についてだ。 「味覚・嗅覚に異常を感じながらも、出勤を繰り返していたり、高速バスで山梨県に帰省。友人たちとバーベキューしたのちに整骨院を受診したり、ゴルフに興じたりといった行動が次々と報じられています。また、1日にPCR検査を受け、実家待機を要請されていたに
「PCR」検査の実施是非について、「何だかその中身がよくわからない」という意見は少なくない。東京オンコロジーセンター代表の大場大氏、国立がん研究センター研究所がん幹細胞研究分野分野長の増富健吉氏は共にがんを専門とする。客観的な視点だからこそ、目からうろこの専門外領域対談――。 大場:僕も博士課程でPCR検査をやったことがあります。手順が大変で、慣れるまで四苦八苦していた記憶が。そこで増富先生、具体的に説明していただけませんでしょうか。 増富:大前提として、2点指摘をしておきます。 ・今回の新型コロナウイルスは1本鎖のRNAウイルスであること ・「PCR」という言葉だけが一人歩きしすぎていること 順番に説明していくと、新型コロナウイルスが「1本鎖のRNAウイルス」であるということは、このウイルス自体が「物質」として極めて不安定であることを意味します。患者さんから検体を採取してもその取り扱いの
韓国政府が「新型コロナウイルス」の感染確定を判断するために、国内で用いられている「RT-PCR診断検査法」のほか、「抗体診断検査法」の導入を進めている。 チョン・ウンギョン中央防疫対策本部長は16日の定例会見で、「現在の疾病管理本部の診断分析センターにおいて様々な種類の抗体検査法を用意している状況だ」と明らかにした。 チョン本部長は続けて、「抗体検査法は、本部でも必要だと考えている」とし、「感染確定者がRT-PCR検査で陰性に転換した際、感染するかどうかを確かめるには、血清検査が必要であるため」と説明した。 現在、韓国で用いられているRT-PCR検査法は、鼻水や痰などを採取して「新型コロナウイルス」の遺伝子の有無を確認する診断手法で、感染初期にも確認することができる。検査精度も高く、世界保健機関(WHO)をはじめとする世界各国で標準検査法として用いられている。 一方の抗体検査法は、同ウイル
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