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Author:春霞 ・社会問題について、本当のところ法律的にどうなのかを検討しています。裁判例の検討もしています。 ・判り易さを心掛けていますが、法律論のレベルをあまり下げていないので、難しいかもしれません。 ・演奏会の評論も少し。 ・過去のエントリーに対して、度々追記しています。 <12月28日付お詫び> 私事の問題がやっとよい方向となり、エントリーを更新する時間を設けることができました。エントリーの更新とともに、コメントへのお返事もしていきたいと思います。 <7月27日付“再びお詫び”> 4月頃から切実になってしまった私事の関係なのですが、再び同様の事態が生じており、コメントへのお返事をする時間がなかなかとれずにおります。エントリーの更新よりも、コメントへのお返事をするべきという気持ちも強いので、大変心苦しく思っております。ただ、郵政選挙がブログを開設した動機であったため、政権交代選挙
id:mojimojiさんとid:sk-44さんの間で、面白い議論が始まっている。 sk-44「社会正義の臨界――光市母子殺害事件高裁判決」『地を這う難破船』 (http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20080425/1209074435) mojimoji「死刑は社会正義ではありえない」『モジモジ君の日記みたいな』 (http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080508/p1) 私は、どちらかというとmojimojiさんに賛同する。sk-44さんの死に対するロマンチシズムには共感できないところもある。加害者が「死に直面して罪の大きさを知る」というのは、「そうあったらいいなあ」とは思うがあまり期待しない。死の恐怖に取り憑かれ、人を殺してしまった自分の運命を呪い、「こんなはずではなかった」と被害者のことなど一ミリを省みることなく、処刑される加害者も
「だから死刑には反対する」と、そこへ寄せられたブクマコメントなどについて。いろいろと、曖昧さの残るところについても、もう少し付け足して考えておく。*1 僕の死刑反対論は、基本的には終身刑という刑が存在することが前提。しかし、現時点では終身刑なるものはないから、死刑でないならば無期懲役以下の刑ということになり、かなり現実的な未来に被告人が刑を終えて出てくる可能性がある。そうなるならば、正直、心中穏やかではいられないだろう。まして、身近に住まれる、なんてことにでもなるならば。だから、死刑制度には反対なのだけど、今回の死刑判決に反対できるかと聞かれるならば、さすがに迷う。あえて、どうしてもどちらかを選べ、と言われるなら、「死刑判決に反対」と述べるかな。人が人を殺す、しかも、そのことを正しいと言う、そのことは僕にとって、その程度には重いことだ。──もちろん、このように考えているならば、本村氏の主張
最初に断らせていただくが、死刑についての私の考えはまとまってはいない。にもかかわらず、今日このエントリーを書こうと思ったのは、「アルバイシンの丘」の昨日のエントリーがきっかけだ。「死刑考③ 光市事件」というタイトルで書いておられる。 私は本村氏には共感できない 光市の事件はよく憶えている。強烈に印象に残っているのは、おそらく多くの方も同じだと思うが、事件の内容よりも被害者家族の記者会見のほうである。これについては、私も自分の意見を書いた。 「アルバイシンの丘」のpapillon9999さんをはじめ、犯罪被害者遺族の本村氏の意見に共感を持った人は多いようだ。だが私は違う。私は彼に共感できない部分がある。それがどういうことなのか、「アルバイシンの丘」の上記エントリーを拝見してはっきりした。以下、それについて述べたい。 本村氏は次のように発言していたらしい。 死刑は廃止してはならない。死刑の意味
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
昨日,光市の事件の被告人に対する死刑判決が出たようですね。 死刑って,法律に基づいて行われるという点を除いて考えると,殺人行為ですよね。殺意も伴ってますし。 刑の執行というのは司法に関連することではありますが,行政に当たります。死刑を求める人たちって,人殺しを行政サービスとして行うことを求めている人たちって言うことになります。 行政サービスというからには,サービスの提供を担当する人がいるわけなんですが,死刑を求める人たちって,他人に人殺しを担当させることについてどう思っているのでしょうか。 公務だから仕方がない? 実際に担当される方がそう思うのはやむを得ないと思うのですが,他人にそのような業務を押しつける側の言う台詞ではないように思います。 私は他人にそんな業務をさせるのは忍びませんし,自分がそんな業務をやるのもいやです。 ところで,行政サービスとしての人殺しを求める人って,どうして出てく
永山判決の詳細については、判例サイトに直接あたっていただくことにして、死刑判断の基準について判示している内容は 結局、死刑制度を存置する現行法制の下では、犯行の罪質、動機、態様ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性、結果の重大性ことに殺害された被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等各般の情状を併せ考察したとき、その罪責が誠に重大であつて、罪刑の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむをえないと認められる場合には、死刑の選択も許されるものといわなければならない。 というものです。 この判示は二つの部分に分けられます。 犯行の罪質、動機、態様ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性、結果の重大性ことに殺害された被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等各般の情状(以下、前段) と その罪責が誠に重大であつて、罪刑の均衡の見地からも
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月22日 (火)時論公論 「少年事件と死刑の判断基準」 【リード】 山口県光市で、平成11年に起きた母子殺害事件で、当時18歳だった元少年に死刑判決が出ました。 判決の持つ意味について友井解説委員がお伝えします。 【前説~注目を集めた裁判~】 きょうの判決で、当時23歳の主婦と生後11ヶ月の幼い子供の命を奪った責任を厳しく指摘して、広島高等裁判所は、被告の元少年に死刑を言い渡しました。 1審と2審は無期懲役の判決でしたが、最高裁判所で取り消され、審理をやり直したきょうの判決で、死刑が言い渡されるかどうか、注目が集まっていました。 死刑かどうかが争われる中に、18歳になったばかりの少年にどのような責任を負わせるのか、死刑判決を出す判断の基準はどこにあるのか、それに、判決は被害者や国民の感情にどう応えるのか、といった問題が凝縮
2012年02月20日23:45 カテゴリNewsTaxpayer News(再掲) - 元少年に死刑判決 - 死刑の是非の前に問いたい是非 死刑と無期懲役 坂本敏夫 本日は「死刑」を検索語にしたアクセスが多いのは、本blogが死刑に関して本人が思っている以上取り上げて来た結果かも知れない。 site:blog.livedoor.jp/dankogai 死刑 - Google Search http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120220164838.pdf 主 文 本件上告を棄却する。 とはいえ私の思うところは2008年4月22日の高裁判決時と何ら代わりはないので、同記事を再掲するに止めることにする。 初出2008.04.23; 2012.02.20再掲 この事件は、事件そのものより、そしてその判決より、事件から判決に至る過程にこそ意味があるものだっ
Author:春霞 ・社会問題について、本当のところ法律的にどうなのかを検討しています。裁判例の検討もしています。 ・判り易さを心掛けていますが、法律論のレベルをあまり下げていないので、難しいかもしれません。 ・演奏会の評論も少し。 ・過去のエントリーに対して、度々追記しています。 <12月28日付お詫び> 私事の問題がやっとよい方向となり、エントリーを更新する時間を設けることができました。エントリーの更新とともに、コメントへのお返事もしていきたいと思います。 <7月27日付“再びお詫び”> 4月頃から切実になってしまった私事の関係なのですが、再び同様の事態が生じており、コメントへのお返事をする時間がなかなかとれずにおります。エントリーの更新よりも、コメントへのお返事をするべきという気持ちも強いので、大変心苦しく思っております。ただ、郵政選挙がブログを開設した動機であったため、政権交代選挙
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