検査の現場で奮闘する臨床検査技師 新型コロナウイルスの感染拡大が「重大局面」を迎えてだいぶ経つ。医療現場の危機的な状況が盛んに報道されている。 こうしたなか、検体の採取やPCR検査の現場で奮闘するのが臨床検査技師だ。 検体数の増加に、休む間もなく働いている人もいる。 医療機関で採取された検体は、特別な感染防護策をとった所で、臨床検査技師らが試薬に入れ、ウイルスから遺伝子を取り出す。欧米ではより簡単な検査キットや機器が承認されているが、日本の衛生研究所などには古い機器が多く、手作業が多いという。 (略) 東京都健康安全研究センターは4月、検査機器を増やし、1日に検査可能な検体数を120から240に倍増した。担当者は「土日も休みなしに検査をしている。長期化すれば、マンパワーがもっと必要になる」と嘆く。 出典:PCR検査の拡充急務 手作業多く、技師「休みなし…」 出産後2カ月で復帰余儀なく…技師