[サンフランシスコ 30日 ロイター] - 米マイクロソフト<MSFT.O>は30日、新たな基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を発表した。前回2年前の「8」から「10」へと飛躍的に進化したと強調。タブレットから携帯電話、従来型パソコンなど、あらゆる仕様に対応した新しいOSを打ち出すことで、利益の多い法人顧客の再取り込みを狙う。 OS部門の責任者を務めるテリー・マイヤーソン氏はこの日開かれた発表会で、「10」は過去最高の法人向けプラットフォームになるとした上で、「Xboxからパソコン、電話、タブレットなどに至るまで、顧客が理由する各種デバイスに対応する」と語った。 ある調査会社の調べによると、前回「8」に乗り換えた企業の割合は全体の2割にとどまっており、マイクロソフトにとって法人顧客にいかにアピールするかが課題となる。 こうしたなか、アナリストの間では「大掛かりな発表ではあったが、まだか