2011年3月19日の満月は、なんだかいつもより大きく明るく見えた気がした人も多いのではないでしょうか?それは気のせいではなく、小さいときと比べると実際に30%明るく、直径が14%大きく見えていたそうです。 これは、月が楕円(だえん)軌道上で地球に一番近づく近点に来る日と満月が重なった「スーパームーン」と呼ばれる現象で、ここまで大きな月が見られたのは1993年3月以来、実に18年ぶりとのこと。この「スーパームーン」の美しい写真が世界各地で撮影されています。 写真は以下から。Super moon: Amazing pictures of the lunar planet... the nearest it has been to Earth for 20 years | Mail Online ロンドンの街を見下ろす月。 こちらはマンチェスター空港で撮影。 イギリス・サマセットの丘グラストン
【ワシントン=山田哲朗】東日本巨大地震の発生で、地球が1回の自転に要する時間が、1000万分の16秒だけ短くなったとみられることがわかった。米航空宇宙局(NASA)のリチャード・グロス博士(地球物理学)が計算した。 大地震で地殻が大きく動くと、地軸がわずかにずれる。コマの形が変わると回転が変化するように、地震で地球の自転が影響を受け、回転が速まったと考えられる。
4D2Uプロジェクトのウェブサイトに新コンテンツ登場 【2010年1月28日 国立天文台 アストロ・トピックス(531)】 国立天文台4次元デジタル宇宙(4D2U)プロジェクトでは、ウェブサイトに新しいムービー4本を追加し、公開を開始した。また、すでに公開していたムービーに解説とBGMが加わり、ストリーミング配信で楽しめるようになった。 アストロ・トピックスより 国立天文台4次元デジタル宇宙(4D2U、注1)プロジェクトでは、ウェブサイトに新しいコンテンツを追加し、公開を開始しました。今回の更新では、新しいムービー(注2)として『月面全体の地形図』『銀河衝突』『月の誕生』『微惑星から地球型惑星へ』の4本を追加したほか、すでに公開していたムービーに音声付きのバージョン(注3)が加わりました。 音声付きムービーは、これまで公開していたムービーに解説とBGMを加えたもので、ストリーミング配信でご
国立天文台などの国際研究チームは6日、地球上の生命の素材となるアミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発見したと発表した。 アミノ酸には「右型」と「左型」があるが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸でできている。しかし、通常の化学反応では左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていた。 研究チームは、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測。アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光(えんへんこう)」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めた。 この領域には、右型のアミノ酸を壊して地球のように左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類があることも分かった。アミノ酸は地球上で落雷などによって作られたとする説もあるが、
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