理系の子―高校生科学オリンピックの青春 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、「インテル国際学生サイエンスフェア」における高校生たちの苦闘ぶりを描いた1冊。 元々は「HONZ」の成毛眞さんのエントリーでその存在は知っていたものの、当ブログ的にはどうかな、と二の足を踏んでいました。 ところが、当ブログの読者である川田浩志先生が熱烈にプッシュされているのを拝見して、アマゾンアタック! なるほど大変面白く、3月の時点で購入しなかったことを後悔した次第です。 さすが成毛さんが「2012年No.1の第1候補」と言われるだけのことはあるな、と。 いつも応援ありがとうございます! 【所感などなど】◆本書は、いつものように仕事や生活に役立つTIPSを抜き出すタイプの本ではないので、思う所をつらづらと。 まず、物語の舞台となる「インテル国際学生サイエンスフェア(ISEF)」について。 ISEFは、サイエンス・フ