学術情報流通の「オープンさ」指標あれこれ<文献紹介> David M. Nichols, Michael B. Twidale. Metrics for Openness. Journal of the Association for Information Science and Technology. 2017, 68(4), p. 1048-1060. 従来,学術情報流通に関する指標の多くは論文同士の引用関係に基づき算出されてきた。学術文献をオープンアクセス(OA)にすることのメリットも,被引用数が増えるといった点から論じられるほどである(CA1693参照)。しかし学術文献のOAや研究データの公開など,「オープンであること」が推奨されるようになった現在,「オープンさ」そのものを測定する指標があっても良いのではないか。そのような意図のもとで,本文献では既存のオープンさに関する研究等をま
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