WSL2環境からUSBシリアルデバイスを使う方法についてのメモ書きです。 標準WSL2環境のままではUSBデバイスを認識することができないのですが、ここに書いたusbipd-winツールを使用すればUSBデバイスをWindowsホスト側で使うかWSL2側で使うかを切り替えることができるようになります。 また、Arduino、ESP32、Spresenseといったボードの開発でWSL2を使用する場合、標準のWSL2 kernel(5.10.74.3)にはUSBシリアルドライバが含まれていないので、そのままでは使えません。USBシリアルドライバを有効にしたWSL2 kernelを作成する必要があります。ここに書いた方法でWSL2 kernelを更新することで、WSL2環境からUSBシリアルターミナルを表示したり、WSL2環境からUSBシリアル経由でプログラムの書き込みを実行することができるよう