日本レジストリサービス(JPRS)から、広範囲に影響があるDNSサービスの脆弱性「幽霊ドメイン名 (Ghost Domain Names)」に関する情報が発表された。ISCは2月7日(米国時間)、BIND 9系のすべてがこの問題の影響を受けるとして「重要度(Severity): 高(High)」でこの問題を報告しているが、今回JPRSから発表された内容は、この問題の内容をより詳しく日本語で紹介したものとなっている。 「幽霊ドメイン名 (Ghost Domain Names)」と名付けられたこの問題は、親ゾーンのNSレコードを削除しても、それがキャッシュDNSサーバに反映されないように細工できるケースがあるという内容になっている。このやり取りを実現するための方法がプロトコルとして明確に規定されていないことに原因がある。影響を受けるのはキャッシュDNSサーバのみ。公表された情報によれば、この脆