シリコンバレーで日常をテーマにする会社で働いています。世界の課題解決も、ビジネスの種も、幸せのかけらも、実は日常の中に眠っているのではないかと思います。そんな日常についてのブログです。 今日聞いた講演があまりに衝撃だったので、簡単に共有をば。 スタンフォードの同級生に、インドのNarayana Hrudayalayaという病院の創業者の息子が在籍している。 この病院はただの町の病院ではない。世界屈指の心臓手術の専門病院だ。 一日平均25例の心臓手術、累計15000例の手術を行い、今は600病床の病院を計30,000病床の病院チェーンに拡大中だとのこと。2001年に設立されたばかりだから、10年でこの記録はすさまじい。 更にすごいのは、この病院のプライシングのやり方。 いわく、「患者が払える分だけ払ってもらう」。 最もシンプルな手術費用は95万ルピー(17万円)。これより払えない人は、病院と