娘が入学する高校の説明会に行った。 お金を用意しろと言われて「けっこうかかるもんだな」と当惑した。 もちろん、それらは事前情報をしっかり読みこんでいれば、身構えることができたものだろうけど。 まず3月末までに8万9000円振り込めと言われた。 入学料などである。「入学料は県の条例にもとづき、納入することが定められております」などといきなり書かれているので、「振り込まないと入学取り消しか!」とビビってしまう。 確かに入学料は納入が義務なのだろうが、実はそれは5550円に過ぎない。他の費用が凄まじいのだ。PTA入会金1000円、同窓会終身会費1万7400円、学校教育活動費5万890円なのであった。最大のものは「学校教育活動費」である。 「学校教育活動費」とは一体何か。 字面からして、すごいではないか。学校の・教育活動の・費用なのである。 「そんなもの不要ですよ」とは絶対に言えない雰囲気。 ただ
先月末にリリースした記事『時間旅行者たち』に購読者から寄せられたとあるシェアコメントが、そのあまりの迫力と禍々しさゆえに、すさまじいバズを呼んでいた。 ( https://twitter.com/mashingoP/status/1640632159307456513 より引用 ) 婚約破棄された相手から「あれは合意ではなく性暴力だった」と脅迫まがいの行為を食らわされるというあまりの出来事に、「いやこれ犯罪だろ!」「マジなら弁護士に今からでも相談するべきだ」といったリアクションが各方面から寄せられていた。 そしてこのシェアコメントに触発され、封印していた記憶がフラッシュバックしてしまったというひとりの男性から、哀しい手紙が寄せられていた。 当人は「記事ネタとして使ってよい」と前置きしていたが、一読してその内容に戦慄し「いやいや、本当に記事で使ってよいのですか?」と再三確認を取らずにはいられ
早いもので、4月になりました。新しい年度のはじまりです。 今月も明るく楽しい記事をたくさんお届けしていきますので、白饅頭マガジンの応援をぜひよろしくお願いいたします! 今月は清々しい新年度のはじまりにふさわしい、心温まるテキストからはじめていきたいと思います(月のはじめはいつも闇ばかりだったので反省しています)。 +++++ 先月の終わり、ある相談マシュマロが届けられました。
私たちは自分で自分の遺伝的資質に合わせている ──DNAによって私たちの性格が形作られていることに関心を持ったのはなぜですか。 人生を振り返ってみたとき、分岐点のような瞬間があったと考える人は多いですよね。私はシカゴの中心街で育ちました。大学がどんなところなのか知る人は、家族にはいませんでした。大学に進学すれば奨学金がもらえると進路指導の担当者に教えてもらい、これは良い話だと考えてテキサス大学に出願したんです。 そのときは、この大学が行動遺伝学を必修科目とする世界唯一の大学だとは知りもしませんでした。ですが、「生涯を通じて行動遺伝学に取り組みたい」と思うようになるまで時間はさほどかかりませんでした。 クラスには30名ほどの学生がいましたが、行動遺伝学を面白がっていたのは私だけでした。おそらくそれは私の性格によるものでしょう。私は主流に歯向かうのが好きです。心理学にとって、遺伝は重要だと私は
万引などの窃盗行為がやめられない心の病「クレプトマニア(窃盗症)」。衝動的に犯行に及んでしまうことが多いとみられてきたが、研究は進んでおらず未知の領域とされてきた。そうした中で京都大などの研究グループは2月、スーパーなどの犯行現場の風景を見ることが引き金となり、アルコール依存症患者らと同じく無意識に行動している可能性があるとの研究成果を発表した。すでに共同研究を行う医療機関で治療に応用。感情コントロールが治療方法との定説を覆し、脳科学の分野から全く異なる手法が新たに確立されようとしている。 「パブロフの犬」と同じか「クレプトマニアは『パブロフの犬』のような反応がある」。研究に携わった京大大学院情報学研究科の後藤幸織(ゆきおり)准教授(47)は、ロシアの学者、イワン・パブロフが、犬にベルを鳴らして餌を与え続けるとベルの音だけで反射的に唾液が出るようになった条件反射についての実験を例に挙げて説
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