この夏の間に加藤は日本へ一時帰国し、motorsport.comのインタビューに応じた。その中で飛び出したのは、2007年生まれの16歳、加藤が将来的に乗ってみたいF1マシンは1991年のF1を走ったマクラーレン・ホンダMP4/6だったという事実だ。 MP4/6はV型12気筒エンジンを搭載。ウイリアムズ勢の猛追も受けたがなんとかこれを退け、アイルトン・セナが自身3度目、そして自身最後のF1タイトルを獲得したマシンだ。 加藤はF1好きの父の影響で物心つく頃からF1を見ていたというが、自身が生まれる16年前のマシンが「一番好き」だという。その理由を尋ねると、当時のシンプルなシルエットが自身の好みに合うのだと明かした。 Taito Kato, FFSA 写真: Honda Racing 「(1988年の)MP4/4は低いし、エアインテークがニョキってなっているのがあまり好みではありません。(19