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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (8)

  • ベニガオザルで「死亡個体との交尾行動」を野生霊長類で初めて記録―霊長類の死生観の解明に迫る極めて貴重な観察事例―

    動物にとって、個体の「死」は避けることができない現象です。動物は、仲間の「死」に直面した時に、どう振る舞い、どのような影響を受け、それとどう向き合うのでしょうか。こうした動物の死生観を明らかにするのが死生学です。 この度、豊田有 野生動物研究センター特任研究員(兼:日学術振興会国際競争力強化研究員)、松田一希 同教授らの研究グループは、野生の霊長類としては初めてとなる死亡個体との交尾行動をタイ王国に生息するベニガオザルで観察しました。ベニガオザルは、名前のとおり赤い顔が特徴的な、体格の大きなオナガザル科マカク属の霊長類で、インド・中国・タイ・ベトナム・マレーシアなど、アジア地域に局所的に生息しています。近年は森林伐採や土地開拓によって数少ない生息域が消滅・分断化され、絶滅の危機に瀕しています。生息域が局所的な上、切り立った崖の多い岩山を好んで生息するために、種の科学的な調査は難しく、こ

    ベニガオザルで「死亡個体との交尾行動」を野生霊長類で初めて記録―霊長類の死生観の解明に迫る極めて貴重な観察事例―
    KoshianX
    KoshianX 2024/05/22
    ネクロフィリアじゃんと思ったけど、死を理解してない可能性もあるのか。でもハーレム形成したオスは近寄らなかったと。まだまだなんもわからんもんなんだなあ
  • 「発達障害の特性別評価法(MSPA)」が保険収載 -特性の個人差を一目で把握、ケアの現場で活用へ-

    船曳康子 人間・環境学研究科准教授を中心として開発してきた、「発達障害の特性別評価法(Multi-dimensional Scale for PDD and ADHD、以下MSPA)」が、2016年4月1日より保険収載されました。従来の評価法に比べ生活現場でのニーズを重視した評価尺度で、今後はMSPAによる評価に医療保険が適用されることになり、一般の医療・療育への活用が期待されます。MSPAは、2009~2011年厚生労働科学研究費補助金の支援のもと開発を進め、2012年より新学術領域「構成論的発達」にて展開してきました。今回の保険収載に向けた活動は、社会技術研究開発センター(RISTEX)の研究開発成果実装支援プログラム「発達障害者の特性別評価法(MSPA)の医療・教育・社会現場への普及と活用」の活動を通じて行われました。 1.背景 発達障害への支援は、2004年の発達障害者支援法制定以

    「発達障害の特性別評価法(MSPA)」が保険収載 -特性の個人差を一目で把握、ケアの現場で活用へ-
    KoshianX
    KoshianX 2018/09/14
    お、保険適用とな。これ受けたいって言えば受けられるのかな……
  • 京都大学における軍事研究に関する基本方針

    学は、創立以来築いてきた自由の学風を継承し、地球社会の調和ある共存に貢献するため、研究の自由と自主を基礎に高い倫理性を備えた研究活動により、世界に卓越した知の創造を行うことを基理念に掲げています。 学において研究に従事する全ての者は、この基理念のもと、主体的判断により行う研究活動とその成果が将来に亘り地球社会に与え得る影響を自覚しながら、高次の専門的能力と総合的視野をもって社会からの信頼と負託に応えてゆくことが求められます。 このことから、学における研究活動は、社会の安寧と人類の幸福、平和へ貢献することを目的とするものであり、それらを脅かすことに繋がる軍事研究は、これを行わないこととします。 なお、個別の事案について判断が必要な場合は、総長が設置する常置の委員会において審議することとします。 国立大学法人京都大学

    京都大学における軍事研究に関する基本方針
    KoshianX
    KoshianX 2018/03/29
    軍事研究かどうかなんて区別をしてもしょうがない段階にあると思うのだけれどどうなんだろうな。自動運転だって米軍が 軍事利用のためにお金出してコンテストやってきた結果でしょ。
  • 吉田寮自治会への通知について

    京都大学吉田寮の現棟は、平成17年度および平成24年度の耐震診断調査によって、耐震性を著しく欠くことが判明しています。今のままでは、大地震が発生した場合、建物が倒壊または大破し、寮生の生命が危険に晒されることが憂慮されます。 学生寮について管理の責務を負う京都大学としては、寮生の安全確保を最優先する観点から、寮生の皆さんには、年4月に竣工した新棟に順次転居してもらい、現棟の居住者をできるだけ速やかに減少させることが必要と考えています。 このため、平成27年7月28日付けで、吉田寮自治会に対して、次の2点を求める「吉田寮の入寮者募集について」という通知(杉万俊夫 学生担当理事・副学長名)を発出しました。 吉田寮の新規入寮者の募集については、平成27年度の秋季募集から行わないこと。 吉田寮の寮生の退寮に伴う、欠員補充を目的とした募集を行わないこと。 なお、新棟については、吉田寮生の一時的な居

    吉田寮自治会への通知について
    KoshianX
    KoshianX 2015/07/29
    400円って1日の料金とかじゃなくて月額なのか。タイやカンボジアの安宿より安い寮が日本に現存したとは……。
  • 日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる

    依藤 亨 医学研究科講師(発達小児科学)らの研究グループは、わが国の正常新生児に潜在性のビタミンD欠乏症が非常に多いことを明らかにするとともに、今回の研究で特に母乳栄養児ではビタミンD欠乏の改善が遅れることを明らかにしました。 発表論文 Craniotabes in normal newborns; the earliest sign of subclinical vitamin D deficiency. The Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism 4月掲載予定 論文の要旨 ビタミンDは、骨・カルシウム代謝に重要なビタミンで不足するとくる病(骨の変形、骨折)や低カルシウム血症によるけいれんなどをおこします。また、最近はビタミンDの骨外作用も注目されており、欠乏状態にある人では悪性腫瘍や神経系の難治疾患の発症頻度が高いことが報告

    日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる
    KoshianX
    KoshianX 2015/07/19
    日光を避けすぎるとビタミンD欠乏症になりがちなのか。日焼け止めにそんなリスクがあるとは
  • 水うがいで風邪発症が4割減少 世界初の無作為化試験で実証

    水うがいで風邪発症が4割減少 世界初の無作為化試験で実証 風邪の予防策としてうがいは当たり前のように行われているが、日独自の衛生習慣であり、 またその有効性は十分に検証されていない。そこで 2002 年から 2003 年の冬季に北海道から九 州まで全国 18 地域で、うがいの風邪予防効果を世界初の無作為割付の研究で検証した。 ボランティア 387 名を募り、くじ引きで「水うがい群」「ヨード液うがい群」「特にうがいをしない 群」の 3 群に割り付け、2 ヶ月間にわたって割り付けられたうがい行動をとってもらって風邪の発 症を追跡した。その結果、発症率はうがいをしない群の 1 ヶ月あたり 100 人中 26.4 人に対して水 うがい群は 17.0 人、ヨード液うがい群は 23.6 人であった。多変量解析で群間のばらつきをそろ えると、水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べて

    KoshianX
    KoshianX 2015/06/13
    2007年の研究か。水うがいでこんなに効果が高いとは。炭酸水や緑茶でのうがいを推奨する人たちはこれに比してどうなのか示してもらいたい。
  • 水うがいで風邪発症が4割減少(2005.12.6) - 京都大学保健管理センターflu

    水うがいで風邪発症が4割減少(2005.12.6) 世界初の無作為化試験で実証 保健管理センター・川村 孝 風邪の予防策としてうがいは当たり前のように行われているが、日独自の衛生習慣であり、またその有効性は十分に検証されていない。そこで2002年から2003年の冬季に北海道から九州まで全国18地域で、うがいの風邪予防効果を世界初の無作為割付の研究で検証した。 ボランティア387名を募り、くじ引きで「水うがい群」「ヨード液うがい群」「特にうがいをしない群」の3群に割り付け、2ヶ月間にわたって割り付けられたうがい行動をとってもらって風邪の発症を追跡した。その結果、発症率はうがいをしない群の1ヶ月あたり100人中26.4人に対して水うがい群は17.0人、ヨード液うがい群は23.6人であった。多変量解析で群間のばらつきをそろえると、水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べて4

    KoshianX
    KoshianX 2014/01/27
    うがい、やっぱ効果あるんだなあ
  • 母親と他人の狭間 -赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見-

    2012年6月13日 明和政子 教育学研究科准教授、岡ノ谷一夫 東京大学大学院総合文化研究科教授と科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「岡ノ谷情動情報プロジェクト」の松田佳尚 研究員らは、赤ちゃんの「感情の発達」と「母親を認識する能力」の関係を研究し、母親と他人を半分ずつ重ね合わせた「半分お母さん」の顔を見ようとしない「不気味の谷」現象を発見しました。 生後半年以降の赤ちゃんは母親と他人を区別したうえで、両者を好んで見ることが知られています。「母親(親近感)」と「他人(目新しさ)」は、全く違う存在にも関わらず、赤ちゃんが両方を好んで見るため、どのように母親と他人の区別をしているのか分かりませんでした。また、どの程度母親の顔に敏感かも不明でした。 研究グループは、この問題を解明するために、生後7~12ヵ月の赤ちゃん51名が、母親、他人、「半分お母さん」の3種類

    母親と他人の狭間 -赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見-
    KoshianX
    KoshianX 2012/06/14
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