「まるでアイドルのようでした」 日本社会を取材してきたフランス人ジャーナリストで、公共ラジオ放送「ラジオ・フランス」東京特派員を務める西村カリンさん(55)はそう驚く。今回の衆院選期間中に取材した高市早苗首相の街頭演説には「高市さんを見たい」と幅広い年代の支持者が詰めかけていた。 ただ、西村さんは高市政権の危うさも感じるという。高市氏が圧倒的な人気ぶりを見せた衆院選は、外国人特派員の目にどう映ったのだろうか。【聞き手・川上珠実】 <主な内容> ・高市氏は「夢を売っている」 ・「政策の中身分からない」支持者 ・日本の選挙戦に感じる違和感 ・なぜ日本人は高市氏にひかれるのか ・「強い外交」矛盾する高市政権 「夢を売る」高市氏の功罪 ――なぜ自民党が圧勝したと見ていますか。 ◆いまの日本では、多くの人が「生活が少し苦しい」と感じ、未来が不安な人もいるでしょう。そんな中、高市氏はエネルギーにあふれ

