2009年10月13日 田中 宇 10月に入り、ドルの崩壊感が強まり、金相場が高騰している。私は「田中宇プラス」の有料記事として先週「ドルは崩壊過程に入った」「世界システムのリセット」という2本の記事を配信した。今後、私が数年前から予測してきたドルと米国覇権の崩壊と国際政治の多極化が加速するだろうから、これを機会に国際情勢に関心ある読者は、購読料6カ月3000円「田中宇プラス」をお読みいただくと良いと思う(宣伝ですみません)が「ネットコンテンツに金を払うつもりはない」と固く決めている読者のために2本の有料記事の中身について少しだけ書くと、9月25日のG20サミットで、G20がG8に取って代わることを宣言したことが転機となって、ドルは「崩壊に向かう過程」から「崩壊する過程」に入った。FTやウォールストリート・ジャーナルといった米英の大手金融紙も、それを示唆する記事を出している。 (ドルは崩壊
1 2 3 4 米国主導の世界地図が塗り替わる? EU「連邦国家化」への期待と警鐘 今、世界地図が大きく変わろうとしている。今まで、いくつも国に分かれていた欧州が、1つの連邦国家=「ユナイテッド・ステーツ・オブ・ヨーロッパ」へと変貌しようとしているからだ。 10月初旬に行なわれたアイルランドの国民投票で、欧州連合(EU)の憲法ともいえる基本ルール(リスボン条約)が過半数の賛成を得た。これで、EU加盟27ヵ国のうち、残されたハードルはチェコとポーランドの2ヵ国だけとなった。 両国が国民の支持を取り付けると、いよいよリスボン条約が批准され、EU全体を統括する大統領や外相に当たる政治家が選ばれることになる。それと同時に、意思決定の一部についても、従来の全員一致から多数決方式に変わり、決定の迅速化が図れることになる。 この流れは、まさに米国並みの欧州合衆国(USE)が実現する布石にもなるだ
中川昭一の死因は、はっきりしないということもあり「急性心筋梗塞」ということで落ち着きそうだ。これにより、田中角栄、金丸信、小渕恵三は脳梗塞で、橋本龍太郎は心筋梗塞で葬り去られたことになる。(清和会の総裁・派閥領袖クラスはことごとく天寿をまっとう、もしくは健在。) 6月にイタリアで起きた13兆円事件との関連(D.ロックフェラー→小泉への資金を奪おうとしたのか?)から暗殺されたと見る向きもあるが、今さら彼を殺しても、13兆円は返ってこない。 そもそも、”国会議員”でも無くなり実質的な力を失った中川昭一を、この時期に殺害する必然はないはずである。 では、なぜ、殺されたのか? 中川昭一殺害に直接的な意味があるわけではなく、「誰か」への脅しとして使われたということになる。この時の脅しの「メッセージ」は、米国債の買取りを拒否しようとしていた中川(加えて、中川一郎時代からソ連との繋がりが強い)であること
澄田 智(すみた さとし、1916年9月4日 - 2008年9月7日)は、日本の大蔵官僚、銀行家。第25代日本銀行総裁、大蔵事務次官、ラザール・フレール顧問を歴任。群馬県出身。 来歴・人物[編集] 群馬県高山村に陸軍軍人・澄田𧶛四郎[1]の長男として生まれる。父方の先祖は伊予国宇和島藩士の家系。 1934年に旧制東京高師附属中学(現・筑波大附属中・高)卒業。同級生に中村彰(日本初の学士俳優)らがいた。旧制第一高等学校を経て、1940年に東京帝国大学法学部を卒業。大学在学中に高等文官試験行政科にトップ合格[2]。 同年大蔵省入省。預金部資金局総務課兼大臣官房文書課属[3][4][5]。大東亜戦争勃発により大蔵省を離れ、海軍経理学校に入校・卒業し、海軍主計将校として出征先のセレベス島にて終戦を迎える。 戦後、大蔵省に復帰。銀行局長時代に金融効率化行政を手掛け、太陽銀行誕生に力を発揮、1969
澄田𧶛四郎(すみた らいしろう、1890年(明治23年)10月21日 - (昭和54年)1979年11月2日)は、日本の陸軍軍人。陸士24期・陸大33期首席。最終階級は陸軍中将。 経歴[編集] 本籍愛媛県。澄田忠興(陸軍中佐)の四男として名古屋で生れる。広島陸軍地方幼年学校、中央幼年学校を経て、1912年(明治45年)5月28日、陸軍士官学校(24期)を卒業。同年12月砲兵少尉に任官し重砲兵第4連隊付となる。陸軍砲工学校高等科を卒業し、澎湖島重砲兵大隊付、陸軍重砲兵射撃学校教官などを経て、1921年(大正10年)11月、陸軍大学校(第33期)を卒業(首席[1])。 由良重砲兵連隊中隊長、陸軍省軍務局付勤務(砲兵課)、軍務局課員、フランス駐在などを経て、1925年(大正14年)から3年間、フランス陸軍大学校で学んだ。フランス滞在中には、フランスに留学していた甘粕正彦とも親交があった。 帰国
by CyberBuzz 派遣会社は、企業に「正社員1人分の給料で派遣を2~3人雇えます」と売り 込み、企業は安価な労働力として、生身の人間を部品のように調達する。 2009年10月10日 土曜日 日本人は欧米に比べて2割から5割も安く働かされている。 ◆派遣労働なくすのがグローバルスタンダード 10月8日 すくらむ 昨日寄せられたコメントで知ったのですが、ホリエモン氏(堀江貴文氏)が自身のブログ で、「製造業派遣が全面禁止ということになれば、全面的に海外進出ということになるでしょうな」、「マーケットも海外、優秀な人材も海外調達、そして工場も海外ということになっちまうんじゃないでしょうか。そうなると日本には、脱出できない人たちが残って困窮することになるでしょう」と言って、派遣法の抜本改正を求めている反貧困ネットワーク事務局長・元年越し派遣村村長の湯浅誠さんらを指して、「江戸時代に戻ってみん
パワーエリートのネットワークを分析し、国際政治経済金融のキーパーソンを探るアルルの男・ヒロシです。 今朝の新聞をみてびっくり仰天した。 数日前亡くなった中川昭一・元財務相のあのG7での「問題会見」の際に横に座って、上司の不調に知らぬ顔のハンベエを決め込んでいた、篠原尚之・前財務官が、なんとIMF(国際通貨基金)の副専務理事に昇進したというのだ。 (貼り付け開始) IMF:副専務理事、篠原前財務官を指名 国際通貨基金(IMF)は6日、7月に退任した財務省の篠原尚之前財務官を副専務理事に指名すると発表した。11月にも就任する。 副専務理事は専務理事に次ぐIMFのナンバー2で3枠ある。日本は97年に、元証券取引等監視委員会事務局長の杉崎重光氏がアジア枠として就任して以来、3代続けて副専務理事ポストを確保した。篠原氏は75年旧大蔵省入省。国際局長を経て07~09年に財務官を務めた。【斉藤望】
今日のイギリス南部はついに朝から雨が降りまして、午後からやっとやみました。秋の雰囲気が本格化してきております。 いよいよ新学期が明日からはじまりまして、私の先生もいよいよ明日から学校に来て、週一のランチミーティングをはじめます。私もコースメイトたちに久々に会えるのが楽しみです。 さて、今日は久々にアメリカの内政に関する話を。 デヴィット・ブルックスといえば、ニューヨークタイムズで書いているアメリカの保守系のコラムニストでして、ここ数年間はかなりしゃべれるようになり、テレビの討論番組でも論者としてよく出るようになりましたが、彼はたまにコラムで政治思想に関するなかなか興味深い記事を書きます。 この彼が、ちょっと前のコラムでアメリカの今後の保守思想について書いておりましたが、これがなかなか考えさせてくれるものだったので、例のごとくポイントフォームで紹介します。 ==== The Next Cul
中川元財務・金融相がお亡くなりになったようです。 いろんなところで殺されたと噂されているようです。 【中川元財務・金融相、自宅で急死 10月4日10時11分配信 産経新聞 4日午前8時半ごろ、自宅の2階ベッドでうつぶせに倒れている中川氏を妻が見つけて119番通報した。救急隊が到着したときにはすでに死亡しており、病院には搬送されなかった。目立った外傷はなく、遺書は見つかっていない。 室内に荒らされたような形跡はなく、中川氏は寝間着姿だった。妻が3日午後9時すぎにベッドで寝ている中川氏を見た際には呼吸をしていた。中川氏は妻と息子、娘の4人暮らし。当時、息子と娘は外出していたという。 検視の結果、死後10時間前後が経過しており、死因は不詳と判断された。監察医がさらに詳しく死因を調べる。 中川氏は昭和58年に初当選して以来、衆院議員を8期務め、農水相、経産相、自民党政調会長などを歴任。今年8月の衆
近年、ベーシックインカムという言葉が時々話題になる。すべての国民に働き・稼ぎ・資産額などをいっさい問わず一律に一定額を給付する制度のことだ。たとえば、1人毎月5万円なら、4人家族の場合毎月20万円が給付される。豊かとはいえないが、生きてはいけそうだし、家族の誰かが働くことを考えると十分生活できそうだ。 働いていない人にも払うとか、誰にでも一定額を渡すというと、「究極のバラマキだ」「共産主義だ」「怠けることを奨励するのか」といった感情的反発をする向きもあるのだが、これは案外よくできた仕組みで、自由主義的な資本主義とも相性がいいのだ。 たとえば、月5万円のベーシックインカム(非課税)と30%の所得税率を考えてみると、年間200万円の稼ぎまでは国からの受け取りのほうが多いが、200万円未満でも以上でも、「より稼ぐほうが、可処分所得はより増える」という関係が満たされている。ベーシックインカムは
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