うまみを損なわないよう、同社のおでんつゆに使うかつお節は赤道付近で漁獲したカツオを現地に近い場所で加工。さらに「手火山(てびやま)式」「焚納屋(たきなや)式」という昔ながらの焙乾(ばいかん)方法で仕上げている さらに新商品として「チーズ入りハンバーグ」を投入。肉は牛・豚のみを使用し、中にはモッツアレラ、ゴーダ、チェダーという3種のナチュラルチーズをブレンドしたおでん専用チーズが入っている。 「ここ数年、おでんの売り上げ自体は伸びているものの、買い上げ点数は4~5点で増えていない。チーズ入りハンバーグはおでんの具としてだけでなく、おかずの一品としても使える」(セブン‐イレブン・ジャパン FF・デイリー部の石橋誠一郎部長)。同社ではおでんの具としておいしく食べられ、かつ“もう一品”として買ってもらえる商品を模索しているようだ。