とんでもない一夜だった! 4月3日、東京都庁の真裏に位置する新宿中央公園の一角で、ある集団による花見が行なわれた。花見いいよねー、そろそろ暖かくなって来たし、なんでも自粛自粛と騒いで経済を停滞させるよりも、みんなで明るく花見でもして、元気を出した方がいいよねー。 で、その花見の参加者というのが300人。え? おまけにUstream中継でその様子を見ていた人達が3000人。こ、これはいったいどういうこと!? 発端は、書評家の豊崎由美氏(通称、社長)のつぶやきだった。石原都知事が「被災者に配慮して花見は自粛せよ」などと言ったことに対し、「自分は『天罰』なんて配慮のカケラもないこと言っといて何ぬかす! だったらオデ(社長の一人称)は都庁前で花見でもカマシたろかい!」と、大体こんなような意味のことを吠えた。 これに賛同したのが映画評論家の町山智浩氏だ。電力が不足していたり、仮設トイレや警備の人員な