1日に、AptiQuantというカナダの会社がブラウザ選びとユーザーのIQ(知能指数)の関係を調べたレポートを公開したことをお伝えした。Internet Explorer (IE)が下位に並んだ結果を、同社は「Internet Explorerは愚かもの向け? 新調査がその事実を暗示」と伝えており、CNNやBBC、Telegraph、Huffington Postなど、欧米の主要メディアが取り上げたことで大きな話題になった。ところが、このAptiQuantの報告が巧妙な捏造であったことが明らかになった。AtCheap.comという価格比較サイトが機能を追加する際にIEのWeb標準サポートの乏しさが問題になり、そこで偽レポートの公開を思いついたという。「IE6の非互換性と、それがイノベーションを後退させていることへの関心を高めるのが狙いだった」としている。 AptiQuantはWebサイトで