甲賀市は二十日、水道使用量の検針票に記載する口座振替予定日を、新元号対応に伴うシステム改修のミスで誤って表記し、その修正作業中に、検針済みのデータ千六百五十五件を消失したと発表した。 市によると、二月下旬にシステム業者が改修作業を実施。この時に誤って設定された検針器があり、検針受託事業者の作業員が今月十五~十八日に行った検針で、日野町の一部を含む一万二千九百七十九戸で、検針票に口座振替予定日が「1年5月7日」「1年5月31日」と表記されたが、そのまま投函(とうかん)した。五月に新元号の元年になるため実質的には「1年」で間違いないが、新元号になる前に発行される検針票には、五月以降のことでも「31年」と表記する決まりだった。
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