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ブックマーク / blog.tinect.jp (11)

  • 生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。

    生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。 私が精神科医になった動機の約20%は、この作品に感化されたせいだ。感化され過ぎたせいで、「『新世紀エヴァンゲリオン』についてレビューをまとめなさい」と言われたら今でもまとめる自信がない。 しかし、『新世紀エヴァンゲリオン』に含まれていた心理学っぽさや精神分析っぽさを振り返ることはできる。 同作品は90年代の心理学ブームやメンタルクリニックブームを踏まえていて、同時代性が強い。だから『新世紀エヴァンゲリオン』を振り返ると、当時のそうした目線を思い出すことにもなる。 90年代は「モノより心」の時代 はじめに、90年代のメンタルヘルスを巡る雰囲気について思い出してみよう。 80年代から引き続いて、90年代は精神医療語り・心理学語りがとても流行っていた。「日人は物質的には豊かになったが、心はまだまだ貧

    生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。
    Lian
    Lian 2024/07/18
    lainだなぁ
  • 悪質なクレーマーの共通項は、従業員の「対応の乱れ」とか「ルールの不徹底」に食いついてくること。

    組織におけるクレーム対処の話をします。 先日、Books&Appsさんで、雨宮紫苑さんがこんな記事を書かれていました。 ドイツでは労働者が偉いので、客は「労働者様に働いていただく」立場です。 書いてある内容については全体的に首肯するところなんですが、読んでいる内に自分自身が客商売のバイトをしていた時のことも思い出しまして、ちょっとそれについて書きたくなりました。 苦学生という程のことでもないんですが、学生時代はとにかくお金がありませんで、四苦八苦しながら色んなバイトをしていました。 出版社でのゴーストライターもどきの仕事、塾講師や家庭教師のアルバイトから、某有名ドラッグストアでのバイト、家電量販店でのバイト、書店でのバイト、変わったところでは美容師さんのカットモデルのバイトなんかにも手を出していたことがあります。 なんか美容師さんのコンテストだか大会みたいなものがあって、そこに出場する美容

    悪質なクレーマーの共通項は、従業員の「対応の乱れ」とか「ルールの不徹底」に食いついてくること。
    Lian
    Lian 2020/10/16
  • 傑出したシェフの料理動画を見て「創作ロジック」に圧倒された。

    僕はかなりの重度のグルメ偏愛家なのだが、ずっと長い間解けない疑問があった。 それは「なぜ一部のプロは、傑出して美味しいものを作れるのか」である。 レシピが同じで、使う材も同じ。 それでも料理というのは明らかに”その人の味”になる。 味に個性がでる程度ならまだしも、”旨さ”そのものが根的に次元の異なるものになる事すらある。 これは誠に非科学的な話である。 これは長らく”センス”の一言で片付けられてきた。 おそらく調理工程中の細かい事が蓄積していった結果ではあるとは思うのだが、その細かい事がウヤムヤしてて、具体的に何がどう違うというのがわからない。 が、今回、ようやくその秘訣を解き明かす機会を手に入れたので、今回はその話をしようと思う。 触りだけ簡単にいうと、トッププロの料理は一貫性がハンパないのである。 新型コロナウイルスの影響で、シャレにならないコンテンツがインターネット上に爆誕した

    傑出したシェフの料理動画を見て「創作ロジック」に圧倒された。
    Lian
    Lian 2020/05/14
  • 「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか

    ちょっと前の話なんですが、職場にて、わたしとはまた別のチームのリーダーが辞めてしまって、とても惜しいなーという気分になっています。 実力がある人でした。色んな知識を持っていて、その知識を応用するやり方も知っていて、課題を見つければその課題を解決する方法を、しかも実現可能なやり方で考えられる人でした。 ただ、私が見る限り、その人にはたった一つだけ、非常に大きな欠点があって。 それは、彼が、 「攻撃の手段としてしか質問をしない人」だった、ということなのです。 まず前提として。 来であれば、「質問」というのは、何か自分が知らないことを教えてもらう、あるいは自分が知っていることと相手が知っていることを合わせて、新しい知見を導くために使うものです。 良い質問があると話が進みますし、皆の知見が深まります。 だから質問は大事ですし、気軽に質問が出来る環境作りも非常に重要です。 その辺の話については以前

    「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか
    Lian
    Lian 2020/02/14
  • 起業したら、部下や取引先から、なぜかしつこく「高い車に乗ってください」と言われたときの話。

    ひとむかし、前のこと。 会社で、困ることがあった。 といっても、売上やマネジメントに関するものではない。 そうならまだ良いのだが、もっとしょうもない話だ。 それは、部下から「もっと高い車に乗れ」と執拗に言われていたことだ。 いや、部下だけではない。 取引先からも金融機関からも私は、「いい車に乗りなさい」とはっきり言われていた。 「乗る車くらい、自由にさせてほしい」というのが普通だろうし、私は大半の人と同じく高級車に興味がない。 ダイハツの軽自動車を愛しているので、無理をして高いお金を出して、車に乗る必要は微塵も感じない。 だが、部下たちは言う。 「頼みますから、高級車に乗ってください。そうじゃないと、私がバカにされる。」 ……え? と、多くの人は「そんなバカな、部下には関係ないでしょ」と思うだろう。 でも、れっきとした事実だ。 部下たちは「うちの社長が軽自動車に乗っていることが、とても恥ず

    起業したら、部下や取引先から、なぜかしつこく「高い車に乗ってください」と言われたときの話。
    Lian
    Lian 2019/05/23
    日本だって大して変わらんやろ……
  • 後輩からの質問は面倒がるのに、「Twitterの質問サービス」は喜んで利用する部下の話をしたい。

    今回の話、諸事情から色々なフェイクが混じりますが勘弁してください。 職場に、後輩からの質問をえらい面倒がる部下がいます。 後輩や新入社員から何か聞かれると、露骨に顔をしかめる。 同僚や私に話しかけられた時に比べて、異様に口数が少なくなる。 目を合わせない、モニターを見たままいかにも面倒そうに答える。 要は、「俺は君に時間を割きたくない」というのが相手にダイレクトに伝わるような態度なのです。 当たり前の話なのですが、新入社員からすると「質問をする」ということ自体がまずハードル高いので、来可能な限り気軽に質問しやすい環境を作ってあげないといけません。 これが例えば、後輩の態度がよろしくないとか、質問が不明瞭過ぎて何を答えればいいか探りだすこと自体が高コストだとか、そういう事情があればまだ話は分かるのです。 勿論不明瞭な質問の一度や二度はあったかも知れませんが、それについては私からも指導してい

    後輩からの質問は面倒がるのに、「Twitterの質問サービス」は喜んで利用する部下の話をしたい。
    Lian
    Lian 2019/05/23
    作業中に割り込まれるのは嫌だけど、好きなタイミングで回答するんならokというのはあるかな
  • 日本人は、直ちに全員、Apple watchをつけるべき。

    ネタではなく、結構気で言っているのだが、なぜそこに至ったか、お話する。 * 少し前のこと。 私は知人の紹介で、元医師の、医療系スタートアップの経営者の方にお会いした。 私はスタートアップの経営者にお話を伺うときにはいつも、「なぜ起業されたのですか」と聞いている。 その問題意識こそが、会社の原動力だからだ。 彼は言った。 「日の医療費の伸びは、危機的状況にあります。」 事実、日の医療費は総額40兆円を超え、一人あたりの負担も上がる一方だ。 (出典:http://www.jpma.or.jp/about/issue/gratis/databook/2018/table.php?page=p85 より作成) 「日の皆保険制度をこれからも機能させるには、変わっていかなければなりません。」と彼は言う。 確かに、それには皆がうすうす気づいている。 私は尋ねた。 「どのように変わらなければならな

    日本人は、直ちに全員、Apple watchをつけるべき。
    Lian
    Lian 2019/04/10
    Garminの時計つけてるんでノーサンキューっす……
  • 「こじらせ高学歴」が、学歴から自由でいられる方法について。

    この記事で書きたいことは、 ・東大をはじめとする高学歴エリートの中には、「周囲からの評価・期待」と「自己評価・プライド」と「実際の自分の能力」それぞれのギャップに苦しんで、自意識をこじらせてしまう人がそれなりの数いる ・高学歴の人にも当然得意分野と苦手分野というものはあり、苦手分野については人並みかそれ以下の能力しかない ・けれど、「高学歴」というラベルが能力全般について勘違いさせてしまう効能は割と強い ・高学歴による精神的バフで苦手分野に思い切り突っ込むのはこじらせ道への第一歩 ・学歴なんてただのツールなんだから、使える場面では使うし使えない場面では忘れる、くらいのスタンスでいた方が楽だよね 大体上記のような内容になります。よろしくお願いします。 ということで、言いたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 先日、こんな記事を拝読しました。 東大・京大・早慶

    「こじらせ高学歴」が、学歴から自由でいられる方法について。
    Lian
    Lian 2018/12/27
  • ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である

    このの特徴を一言で言い表すと、実際の生活に応用できる行動経済学だ。この種のは、恐らく世界初である。 行動経済学というのは比較的新しい学問で、簡単に言うと人はなぜ合理的ではない立ち振舞いをしばしば行ってしまうのかについてを分析した学問だ。 例えば、ネットでしばしば話題になる画像として、採用試験に容姿が関係するかというものがある。 とあるTV番組では、これを実際に検討してみたところ、ほぼ全ての企業で美男美女が圧倒的に評価された。 採用試験なのだから、来ならば仕事上の能力(学力等)が評価されるべきはずだ。 それなのに、このように結果が著しく容姿が整った人に偏ってしまうという事は、やっぱり容姿の美しさが人間の認知に作用したと考えるのが妥当だろう。 これは非常に有名な話で、実際いろいろな海外の有名大学のMBAなどでも教えられる。 けど、非常に興味深い事にこれを学生に教えると、学生は決まってこ

    ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である
    Lian
    Lian 2018/08/27
  • 「褒め言葉を拒絶してしまう人」についてのお話

    ところでしんざきは一応システム部署の中間管理職です。日々書類とか進捗票と格闘したり格闘していなかったり、格闘の末に敗北したりしています。書類処理が遅くて大変申し訳ございません。精進します。 結構昔の話ですが、私の部下だった人の中に、「褒められるとやたら自己卑下する」人がいました。 私よりも若干年上で、ある分野の技術力については私なんかよりも全然高くって、仕事は早くて、丁寧なテストを書く人でした。彼にお願いしたタスクはほぼ進捗遅延の心配をする必要がなく、品質リスクや技術リスクが顕在化することも殆どなかったので、私は大変に助かっていました。 ただ、彼にはちょっと不思議な癖というか、傾向がありました。つまり、「褒め言葉をかけるとすごい勢いで自己卑下する」という傾向です。 褒めるといってもそんな大げさな話ではなく、感謝の意を伝えるつもりで「流石、仕事早いですねー」とか「〇〇さんにお願いするとリスク

    「褒め言葉を拒絶してしまう人」についてのお話
    Lian
    Lian 2016/12/16
    「なんか罠にはめようとしてるのでは?」って無駄に警戒するような習性はあるな
  • 中途採用面接の志望動機が「給料アップ」でも採用された人の話

    私が面接官を手伝っていた時、印象に残った出来事がある。 その日は午前中に中途採用の面接があった。面接を受けにきた応募者は31歳、年収450万のエンジニアである。彼は過去に2回、転職をしており、もし我々が採用を行えば4社目、ということになる。 彼のスキルは特に低くもなく、高くもなくといったところで、年齢相応のスキルと言った感じだ。 音を言えば、私が面接を手伝っていた会社は30前後のエンジニアが欲しかったので、彼の応募は有り難いものであった。 面接が始まり、役員の一人が質問をする。 「なぜ、転職を考えたのですか?」 通常であれば、ここで返ってくる回答は、「上流工程をやりたかったので…」であったり、「お客さんと直接話せる仕事がしたかった…」など、当り障りのない回答がほとんどだ。 しかし、彼は違った。開口一番、 「はい。もっと給料が欲しかったからです」 と言ったのだ。 通常であれば面接の際に志望

    中途採用面接の志望動機が「給料アップ」でも採用された人の話
    Lian
    Lian 2014/11/19
    たしかに貴重
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