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ブックマーク / www.hayakawabooks.com (20)

  • 【SFマガジンで話題沸騰】特別対談:宇多田ヒカル×小川哲 全文を無料公開!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    ベストアルバム『SCIENCE FICTION』を発表した宇多田ヒカルさんと、ハヤカワSFコンテスト出身の直木賞受賞作家・小川哲さんによる、SFマガジン史上に残る豪華対談が話題となり、発売前にもかかわらず増刷なったSFマガジン2024年6月号。欄では、その対談全文をなんと無料で公開いたします! SFマガジン2024年6月号 定価:1320円(税込)早川書房特別対談:宇多田ヒカル×小川哲撮影:古谷勝/Styling:小川恭平/Hair and Make-up:稲垣亮弐「Automatic / time will tell」での鮮烈なデビューから25 年――初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』を発表した宇多田ヒカルと、ハヤカワSF コンテストからデビューし『地図と拳』での直木賞受賞も記憶に新しいSF 作家・小川哲の特別対談が実現。二人のアーティストを育んだ「SF」そして「文学

    【SFマガジンで話題沸騰】特別対談:宇多田ヒカル×小川哲 全文を無料公開!|Hayakawa Books & Magazines(β)
    Lian
    Lian 2024/05/08
  • 【追悼 コーマック・マッカーシー】早川書房刊の既刊/新作のご紹介|Hayakawa Books & Magazines(β)

    ピュリッツァー賞を受賞した『ザ・ロード』、『すべての美しい馬』に始まる〈国境三部作〉、アカデミー賞四冠のコーエン兄弟監督映画「ノーカントリー」の原作などを執筆した現代アメリカ文学を代表する小説家コーマック・マッカーシーが亡くなりました(享年89)。登場人物の台詞をかぎ括弧でくくらず、地の文に読点をほとんど打たずに淡々と描かれる事物。心理描写を差し引いた独特の文体で暴力と哲学、そして人間の在り方を描き、多くの作品が映画化されました。名実ともにアメリカ文学の巨匠でした。謹んでご冥福をお祈りいたします。 この記事では、早川書房より刊行されたコーマック・マッカーシーの作品をご紹介します。()は原作発表年です。 『チャイルド・オブ・ゴッド』(1973)レスター・バラード。暴力的な性向を持った彼は、家族を失い、家を失い、テネシーの山中で暮らしはじめる。次第に社会とのつながりさえ失われていくなか、彼は凄

    【追悼 コーマック・マッカーシー】早川書房刊の既刊/新作のご紹介|Hayakawa Books & Magazines(β)
    Lian
    Lian 2023/06/14
    “『ザ・ロード』から16年を経て刊行された待望の新作にして、惜しくも遺作となった長篇二作も早川書房より刊行予定”
  • 【イベントレポート】もう限界な人のための物語。パラニューク、自作を語る|Hayakawa Books & Magazines(β)

    2023年3月25日(土)に青山ブックセンター店で開催した「パラニューク降臨!『ファイト・クラブ』作者が語る小説と世界の現在地」。新刊『インヴェンション・オブ・サウンド』のイベントとして、著者チャック・パラニュークがオンラインでインタビューに応じました。聞き手はアメリカ文学者の都甲幸治さん。イベント当日の様子を一部抜粋してお届けします。 2023年3月25日(土)に青山ブックセンター店で行われたイベントの様子 ●『ファイト・クラブ』誕生秘話都甲 なんといってもパラニュークさんといえば『ファイト・クラブ』だと思うんですけど、こんなにすごい小説をどうやって思いついたんですか? 『ファイト・クラブ〔新版〕』パラニューク まずはショートストーリーを集めることから始めたんです。そのうちのひとつが「人に愛されるためにどうすればよいのか」という内容でした。当時、若くして死に瀕した人々がいるホスピスで

    【イベントレポート】もう限界な人のための物語。パラニューク、自作を語る|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 「パラニューク降臨!『ファイト・クラブ』作者が語る小説と世界の現在地」チャック・パラニューク(オンライン参加) × 都甲幸治@青山ブックセンター本店現地&オンライン開催【3月25日(土)】|Hayakawa Books & Magazines(β)

    「パラニューク降臨!『ファイト・クラブ』作者が語る小説と世界の現在地」チャック・パラニューク(オンライン参加) × 都甲幸治@青山ブックセンター店現地&オンライン開催【3月25日(土)】 伝説的カルト作品として映画化された『ファイト・クラブ』の著者として知られ、18年ぶりの新刊邦訳『インヴェンション・オブ・サウンド』も大きな話題を呼んでいるチャック・パラニューク。なんとこのたび、著者出演のオンライン・トークイベントの開催が決定しました! 聞き手は『ファイト・クラブ〔新版〕』へ解説も寄稿したアメリカ文学者の都甲幸治氏。パラニュークが日の読者のために姿を現わすのは史上初、二度と訪れないかもしれない奇跡のイベントをお見逃しなく! ※パラニュークはオンラインでの参加となります。あらかじめご了承下さい。 ※イベントには逐次通訳が入ります。 ※青山ブックセンター店では、イベント当日にチャック・パ

    「パラニューク降臨!『ファイト・クラブ』作者が語る小説と世界の現在地」チャック・パラニューク(オンライン参加) × 都甲幸治@青山ブックセンター本店現地&オンライン開催【3月25日(土)】|Hayakawa Books & Magazines(β)
    Lian
    Lian 2023/03/16
    トークイベントとな
  • SF翻訳、その現在地と10年後の未来|Hayakawa Books & Magazines(β)

    SFマガジン8月号に掲載された、翻訳家の古沢嘉通さんによるSF翻訳業界の現在と未来をめぐるエッセイをウェブ公開いたします。 SFマガジン2022年8月号—―― 「この6年間に、若い新人SF翻訳者はほとんど登場してないのである。(中略)いちばん最近、大量の新人翻訳者がSF界に供給された例は、創元SF文庫のマリオン・ジマー・ブラッドリイ《ダーコーヴァ年代記》シリーズ。このときプロデビュー(SF翻訳デビュー)した訳者陣──古沢嘉通、内田昌之、中原尚哉、細美遙子(幹遙子)、嶋田洋一、浅井修、中村融、大森望、赤尾秀子など──は、だいたい1960年前後の生まれだから、訳書刊行時の年齢は、平均して27歳~28歳ぐらい(推定)。それから10年近くたち、ダーコーヴァ組が(と括るのもなんだか違う気がするが)ぼちぼち30代後半にさしかかってるというのに、SF翻訳ではいまだに、この世代がいちばんの若手」(『新編S

    SF翻訳、その現在地と10年後の未来|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    Lian 2022/11/08
  • 『新しい世界を生きるための14のSF』幻のあとがき(文・伴名練)|Hayakawa Books & Magazines(β)

    最新世代の作品のみを集めた816ぺージの超大型アンソロジー『新しい世界を生きるための14のSF』が発売。書はもともと480ぺージ予定だったのがいろいろあって300ぺージ以上増えたのですが、さらに編者の伴名練氏から「ページ数上限の都合で入れられなかった幻のあとがき」が到着しました。文庫換算で25ぺージにおよぶ稿を、全文公開します。(編集部) 『新しい世界を生きるための14のSF』あとがき『日SFの臨界点』シリーズの読者の中には、『新しい世界を生きるための14のSF』を手に取ってみて、もどかしく思った方もいるかもしれない。各作品の著者紹介が、これまでと異なり、作品の扉裏に最小限のプロフィールを置いただけのものであり、同じ著者の別作品に手を伸ばすための情報が少ないからだ。 来は普段のように、各著者の別作品も扉裏で紹介する予定だったが、発表作品数がまだ少なく紹介に半ページ使わないであろう

    『新しい世界を生きるための14のSF』幻のあとがき(文・伴名練)|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    Lian 2022/06/23
  • 【作家ガイド】逸脱的ロマンチストの肖像──チャック・パラニュークの現在地|Hayakawa Books & Magazines(β)

    第2長篇『サバイバー』が17年ぶりに復刊し、いま日でも再び注目を集めている作家、チャック・パラニューク。傑作と名高い『ファイト・クラブ』の原作者でありながらも長らく邦訳の途絶えていた小説家の現在を、アメリカ文学研究者の青木耕平さんに解説していただきました。記事は今月発売のSFマガジン4月号にも掲載予定、特別にウェブで先行公開! ――――――― 逸脱的ロマンチストの肖像 ──チャック・パラニュークの現在地青木耕平 ●フー・ザ・ファック・イズ・チャック・パラニューク?チャック・パラニュークとは何者か? 一部の批評家はいう、チャック・パラニュークはニヒリストだ。厭世的なメッセージを発し、暴力と破壊を誘発する危険な扇動者だ。かたや、熱狂的な読者はパラニュークを風刺家だと呼ぶ。彼の生きる時代を批評的に切り取る、知的な先導者だと称える。パラニュークさん、あなたはご自身をどう言い表しますか? そう尋

    【作家ガイド】逸脱的ロマンチストの肖像──チャック・パラニュークの現在地|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    Lian 2022/02/10
  • ニール・スティーヴンスン初期の傑作、『スノウ・クラッシュ』『ダイヤモンド・エイジ』『クリプトノミコン』が一挙復刊!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    ニール・スティーヴンスン初期の傑作、『スノウ・クラッシュ』『ダイヤモンド・エイジ』『クリプトノミコン』が一挙復刊! 仮想世界「メタヴァース」が実装された近未来のアメリカ。高速ピザ配達で生計を立てるヒロ・プロタゴニストは、謎のドラッグ「スノウ・クラッシュ」をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれていく――。 「メタヴァースの原典」として注目を集めているニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ』が、2022年1月25日(火)、装いも新たに復刊します。 『スノウ・クラッシュ〔新版〕 上』日暮雅通訳、定価1188円、紙版・電子版同時発売『スノウ・クラッシュ〔新版〕 下』日暮雅通訳、定価1188円、紙版・電子版同時発売【あらすじ】メタヴァース上に出回る謎のドラッグ、「スノウ・クラッシュ」。これを使用したアヴァターは制御不能となり、現実世界の実体までもが意識不明に陥る――〈特急便屋〉の少女Y・Tとともにこの

    ニール・スティーヴンスン初期の傑作、『スノウ・クラッシュ』『ダイヤモンド・エイジ』『クリプトノミコン』が一挙復刊!|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    Lian 2022/01/17
    全部持ってるけど買い直したいね
  • 【発売即重版!】サブカルチャーは資本主義批判になり得るか? 『反逆の神話〔新版〕』解説:稲葉振一郎|Hayakawa Books & Magazines(β)

    反資主義商品はなぜ儲かるのか? 現代世界のカラクリを哲学×経済学の見地から暴いたジョセフ・ヒース&アンドルー・ポター『反逆の神話〔新版〕「反体制」はカネになる』(栗原百代訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。発売1週間で重版が決まり大きな話題を呼んでいます。私たちは書をどう読むべきか。稲葉振一郎氏(明治学院大学教授)の解説を全文公開します。 『反逆の神話〔新版〕』解説 稲葉振一郎(明治学院大学教授)書の著者であるジョセフ・ヒースとアンドルー・ポターの言わんとすることは実にシンプルで、書を読まれた方には一目瞭然であろう──というのは言いすぎかもしれない。しかしわたしには非常に──理屈以前に体感的なレベルで腑に落ちるものであった。ヒースの邦訳書第一弾の『資主義が嫌いな人のための経済学』(NTT出版)を一読したとき、マルクス主義的な批判理論の位置づけから、正統派の新古典派経済学、そして

    【発売即重版!】サブカルチャーは資本主義批判になり得るか? 『反逆の神話〔新版〕』解説:稲葉振一郎|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    Lian 2021/10/14
  • 『万博聖戦』牧野修インタビュウ|Hayakawa Books & Magazines(β)

    ハヤカワ文庫JAより11月5日に刊行されました『万博聖戦』は、日SF大賞特別賞を受賞した『月世界小説』以来の、牧野修さんのSF長篇大作です。SFマガジン10月号に、第一章にあたる「アドレセンスと嘔吐/1969」、同誌12月号に第二章「トルエンの雨/1969」が掲載されています。牧野さんに、執筆にまつわるお話をうかがいました。 なお、インタビュウは、SFマガジン12月号に掲載された、同名の記事と同じ内容です。 構成・インタビュウ:編集部 ──久々のSF長篇ですが、どういった内容なのかお聞かせください。 牧野 数千年の昔からコドモとオトナは戦い続けてきた。その決着がとうとう大阪万博でつけられる、という話です。ンなバカな、という話ですが、読めば納得していただけると思います。どう納得するのかわかりませんが。 ──七百枚を超えるボリュームですが、執筆から完成に至る経緯をお聞かせください。 牧野 

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  • 「すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」『コロナの時代の僕ら』著者あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)

    「すべてが終わった時、当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」『コロナの時代の僕ら』著者あとがき コロナウイルス(COVID-19)の急激な感染拡大により、EU最速で非常事態を宣言、3月10日からは全土にて外出制限を行っているイタリア。だが感染の爆発は想像を超えるスピードだった……。 イタリアを代表する小説家であり、物理学博士でもあるパオロ・ジョルダーノは、母国の混乱のさなかで何を考えたのか。世界26カ国で緊急刊行される彼のエッセイ『コロナの時代の僕ら』で綴られる切実で誠実な思索は、気づけば「コロナの時代」を生きざるを得なくなっていた世界じゅうの人々の道標になるはずだ。 日でも緊急事態宣言が発令される今日、『コロナの時代の僕ら』に収録される著者のあとがき「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」を公開する。「まさかの事態」の訪れを拒めない僕らは、どう行動す

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    Lian 2020/04/08
  • 小説案を5つ 円城塔|Hayakawa Books & Magazines(β)

    作家というものを仕事にしている。 どちらかというと、想像でものを書いていくタイプである。嘘のような当の話、当のような嘘の話というものを扱わせればそれなりだと、自分では考えている。 自分のような書き手にとってチャンギージーの『ヒトの目、驚異の進化』はもうこれだけを元ネタに小説を5、6はひねりだせようという代物である。ふつうに書評を書くよりも、このを読んでこういう小説を考えた、という着想をメモ書きした方が楽しくなりそうであるのでそうする。 全体が4章で構成されたであるから、各章からひとつずつ、4つの小説案をひねりだしてみることにしたい。 「感情を読むテレパシーの力」 あなたはこのところ売り出し中のA.I.氏なる人物の手になるテキストの調査を依頼される。およそあらゆる種類の文章を自在に生成し、人々を惑わす氏のテキストは、嘘と当、フィクションとノンフィクション、フェイクとトゥルース、虚

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  • 【ランキング速報】『SFが読みたい!』ベストSF2019&2010年代SFベスト 大発表!!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    全国のSF読者の皆様、たいへんお待たせしました。今年も恒例のSFガイドブック『SFが読みたい! 2020年版』が発売となりました! 2019年も劉慈欣『三体』などヒット作続出で話題の絶えなかったSF界を総括する同書。作家や書評家などSFのプロが選出した年間ベストSFの発表やベスト1作家からのメッセージ、2020年のSF刊行予定などのほか、今年は特別企画としてアンケートを行った2010年代のベストSFも掲載しています! 今回は特別にランキングの一部を公開します。全ランキング&詳細につきましてはぜひ誌をご覧ください! ベストSF 2019[国内篇] 1『なめらかな世界と、その敵』伴名練/早川書房…462 2『宿借りの星』酉島伝法/創元日SF叢書…300 3『天冥の標10 青葉よ、豊かなれ 』小川一水/ハヤカワ文庫JA…284 4『嘘と正典』小川哲/早川書房…198 5『偶然の聖地』宮内悠介

    【ランキング速報】『SFが読みたい!』ベストSF2019&2010年代SFベスト 大発表!!|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    Lian 2020/02/17
  • ハヤカワ文庫創刊50周年記念イヤーのお知らせ|Hayakawa Books & Magazines(β)

    演劇雑誌と海外文芸の刊行を目指して1945年に創業した早川書房。探偵小説をミステリと、空想科学小説SFと名付けて、戦後の日に新しいエンタテイメント作品を広げようという理念でスタートしました。 そして1970年、ハヤカワ文庫SFの刊行が開始されました。記念すべき一作目はエドモンド・ハミルトン晩年の傑作『さすらいのスターウルフ』です。刊行時は、日初のカラー口絵とモノクロ挿画入りの文庫として話題を集めました。 それから50年。おかげさまでハヤカワ文庫は2020年8月をもって創刊50周年を迎えます。SFやミステリのほかに、ノヴェルズやノンフィクションなど領域を広げながら、生き生きとした良質な読みものをいち早く読者にお届けするという姿勢で出版活動を続けてまいりました。 長きにわたり活動を継続できたのは、ひとえに読者の皆様のご愛読のおかげです。深く感謝申し上げます。 つきまして、昨年12月新刊、

    ハヤカワ文庫創刊50周年記念イヤーのお知らせ|Hayakawa Books & Magazines(β)
    Lian
    Lian 2020/01/27
  • 【電子書籍セール】想像力を用いて創造力を発揮するために――早川書房海外SF作品必読フェア「ビジネス×想像力」が開催中!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    電子書籍セール】想像力を用いて創造力を発揮するために――早川書房海外SF作品必読フェア「ビジネス×想像力」が開催中! ビジネスに必要なものは多々あれど、来たるべき世界を思い描く想像力と、未来をクリエイトしていく創造力がそのなかでも重要な要素であることは間違いありません。 人は頭の中にあるものしか作りだせないともいいます。ならば、豊潤な想像力こそが優れた創造力を身につける鍵なのかもしれません。 そこで早川書房では、想像力・読解力を養うことができる作品をすべてのビジネスパーソンにおすすめするべく、いま読むべきSF作品を7タイトル厳選して紙書籍のフェアを展開しています(詳細についてはこちらまで)。 そしてこのフェアを切り口に、海外SF作品のさらなる必読書を190点集めて、電子書籍のセールをおこなうこととなりました。セール期間は12月20日(金)~1月6日(月)。対象作品は記事の最後にリストを

    【電子書籍セール】想像力を用いて創造力を発揮するために――早川書房海外SF作品必読フェア「ビジネス×想像力」が開催中!|Hayakawa Books & Magazines(β)
    Lian
    Lian 2019/12/23
  • 『息吹』刊行記念! 伝説の「テッド・チャンを囲む会」の模様を再録します|Hayakawa Books & Magazines(β)

    12月4日の発売後に即重版が決定した、テッド・チャン17年ぶりの最新作品集『息吹』。この刊行記念として、チャンが2007年に横浜で行われた世界SF大会「Nippon2007」で初来日した際、会場内で大森氏をはじめ、東浩紀、伊藤計劃、円城塔、桜坂洋、新城カズマ、飛浩隆の各氏が、チャンを囲んであれこれ聞いた伝説の「テッド・チャンを囲む会」を再録します。 ※書影はAmazonにリンクしています 【書誌情報】 ■書名:息吹 ■著者:テッド・チャン ■訳者:大森 望 ■発売日:2019年12月4日発売 ■価格:体1900円+税 ■判型:四六判上製 ■出版社:早川書房 ポケットいっぱいの秘密 ――テッド・チャンかく語りき大森 望 今回は、「機会があればそのうち文章化するかも」と前に予告した“勝手にテッド・チャンを囲む会”の模様を適当に抜粋してお届けする。この会は、Nippon2007のテッド・チャン

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    Lian
    Lian 2019/12/06
  • 「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」伴名練1万字メッセージ|Hayakawa Books & Magazines(β)

    8月20日に短篇集『なめらかな世界と、その敵』を上梓するSF作家・伴名練さん。発売後に公開予定だった「あとがきにかえて」ですが、届いた原稿の内容がまったく「あとがき」ではなく(書のネタバレになっておらず)、それでいて一刻も早く世に広げたい熱量だったため、緊急公開します。何はともあれ、読んでください。(編集部) ※原稿は書籍ではなく、SFマガジン10月号(8/24発売)に掲載されます。 伴名練『なめらかな世界と、その敵』 装画:赤坂アカ ーーーーーーーーーー あとがきにかえて 運が良かったのだと思う。 1988年生まれである私の小学生時代は、1994年の4月から2000年の3月だった。この時期、子ども向けのSF叢書が新刊で刊行されることはなかった。 なぜそんなことが分かるかと言うと、ネット上に、「少年少女SF小説全集の興亡」という題名の、国際子ども図書館資料情報課長(平成25年度当時)の

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    Lian
    Lian 2019/08/15
    まじであとがきじゃねぇ……
  • 実話怪談で、現代女子版の 『ストーカー』を書きたかった。『裏世界ピクニック』宮澤伊織インタビュー完全版|Hayakawa Books & Magazines(β)

    実話怪談で、現代女子版の 『ストーカー』を書きたかった。『裏世界ピクニック』宮澤伊織インタビュー完全版 2017年2月にハヤカワ文庫より刊行された、女子ふたり怪異探検サバイバル『裏世界ピクニック』。好評により同年6月より第2シーズンがスタートし、10月には第2巻が刊行されたほか、2018年2月からは〈月刊少年ガンガン〉で水野英多氏によるコミカライズが連載開始しました。 2月23日をもってシリーズ開始1周年となることを記念して、〈SFマガジン〉の2017年4月号に掲載された著者インタビューを全文公開! ウェブでは初公開となるデビュー以前のSFとの出会い・これまでの著作についてのお話や、『裏世界』への強いメッセージが語られます。 (インタビュアー&構成:鈴木力/イラスト:shirakaba) ■最初は父の蔵書から──まずはSFとの出会いから教えてください。 宮澤 小学校高学年か中学校に入るころ

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  • 百合が俺を人間にしてくれた――宮澤伊織インタビューHayakawa Books & Magazines(β)

    新作『そいねドリーマー』の発売を記念して、2018年5月のSFセミナーにて行われた伝説のインタビュー「百合との遭遇2018」採録を公開いたします。 (9/13追記:続篇を公開しました) 宮澤伊織『そいねドリーマー』 (2021年追記:現在は文庫版が刊行されています) ■覚悟宮澤 こんにちは、宮澤伊織と申します。昨年にハヤカワ文庫から『裏世界ピクニック』を出したことで、日ここに呼んでいただきました。 ——『裏世界ピクニック』は、この世界の〈裏側〉に謎だらけの異世界が広がっていて、そこを女子ふたりが探検していくというSFサバイバルホラー小説です。SFやホラー要素はもちろん、この「女子ふたり」という部分も大変な好評をいただけて、シリーズ化して現在2巻まで刊行されています。 宮澤 百合好きの方々にも喜んでいただけて嬉しく思っています。 ——はい。ということで今回の「百合との遭遇」は、宮澤さんが小

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    Lian
    Lian 2018/07/19
  • 伝説のネットゲーマーによる驚異の自伝的青春小説。藤田祥平『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』冒頭公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

    伝説のネットゲーマーによる驚異の自伝的青春小説。藤田祥平『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』冒頭公開 私がはじめて電子的なメッセージを受けたのは、五歳のときだ。通信手段は電話。時間は一九九六年の夏。場所は、私たち家族が二十年間をともに暮らしたベッドタウンの一軒家である。電話が鳴ったとき、両親はおそらく出かけており、家のなかは静まりかえっていた。 飼っていたが死んだばかりだった。つねづね思うのだが、まともな人間に育てたいなら、犬を飼うべきだったのだ。犬は子供の友となり、彼に仕(つか)え、そしてたいていの場合、彼よりも先に死ぬ。そこから子供はなにかを学ぶことができるだろう。しかしの場合、そうはならない。はただ彼の近くにいて、たまに顔を出すだけだ。そして家でもないかぎり、飼い主のもとから離れて死ぬ。子供はなにも学ばない。ただ、なんの役にも立たない、チェシャの笑みの記憶だけが残る。

    伝説のネットゲーマーによる驚異の自伝的青春小説。藤田祥平『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』冒頭公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
    Lian
    Lian 2018/04/19
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