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2010年1月9日のブックマーク (6件)

  • ルボウの「国際関係の総合理論」 | 地政学を英国で学んだ

    今日のイギリス南部は午後から晴れまして、ようやく町中の雪かきも格的になってきた感じです。その代わり寒さはかなりシビアになっており、ちかくの町では前日夜に南極並みのマイナス20度(!)を記録したとか。 さて、今日は昨日のお知らせしたの紹介を。 最近出版されたものですが、おそらく歴史に残る名作かと。 A Cultural Theory of International Relations by Richard Ned Lebow 直訳すれば「ひとつの文化による国際関係の理論」という感じですが、この題名は明らかにウォルツやウェントの理論書(Theory of IR/ Social Theory of IR)のタイトルを意識したものですな。 アメリカの国際関係論の学者として、どちらかと言えばリアリスト系に入るリチャード・ネッド・ルボウの最新作です。といっても、もうすぐ彼の新作が出るので、厳密に

    ルボウの「国際関係の総合理論」 | 地政学を英国で学んだ
  • 62の言葉を英語で独習するリスト/Teach Yourself Complete Courseシリーズ

    Beginner's course List Complete Course List 語学の教科書は、おおざっぱに分けると「コース型」と「文典型」に分かれる。 「コース型」は中学校・高校の英語のリーダーなどでおなじみの通り、文章や会話を通して基的な文法事項から少しづつ学んで行くタイプのものである。 「文典型」は、要するに文法書なのだが、品詞別や文法のカテゴリー順に、文法事項が配列してあるもの。 昔は(とくに古典語だと最近まで)、解説の無い素の素材から採って来たものを編集した読に、文典を調べつくしてなんとかするというスタイルだった。 基礎トレや型の練習なしで、いきなり組み手をするようなもので、それでできるようになるのだけれどケガ人や途中退場者も少なくなかった。 「コース型」は、そうした反省の上に立ってつくられた現代的教材ではあるが、「コース型」をやっていても、どうしても分からないところ

    62の言葉を英語で独習するリスト/Teach Yourself Complete Courseシリーズ
  • 3D映画上映方式の違い - まどぎわ通信

    週アスプラスの「『アバター』は3Dの方式を知ってから観ないともったいない」があまりにDolby 3Dに偏重しており,その「カンタン一覧表」も意図的なのかあまりもカンタンすぎるため(IMAX 3Dデジタルに言及せず,XpanDのメリットが上映館数だけのような書き方になっている.筆者はドルビー3Dしか見たことがないのか,あるいは商売上ドルビー3Dに色をつけているのかと疑問に思うほど偏向している),「アバター」で採用された代表的な3D上映形式を挙げます.一応全方式の3D映画を代表スクリーンを中心に見た経験がありますが,「アバター」に関しては現時点ではまだIMAX 3DデジタルとIMAX 3Dしか観ていません.下記表には誤りもあるかと思いますので,ご教授いただければ幸いです.方式スクリーン3Dメガネ方式3Dメガネ回収長所短所代表スクリーン(関東圏)Real Dシルバースクリーンパッシブ・円偏光持ち

  • にわか映画ファンの駄目な日常  3D映画の方式について

    3D映画の方式について ど〜も。休日出勤でアバターに行けて無い、きゅうべいです。 とはいえ暇なんで、、、仕事サボってこんな駄文を書いてみます(笑 個人的にはそんなのはどうでもいいんでアバター観たいw ふと先月の当ブログのgoogle検索を見ていたら、3D映画の方式を検索して訪問いただいている方が多いようでちょっと驚きました。 ということで、ちょっと浅はかですが、3D方式について、ざっとまとめてみたいと思います。 ちょっとだけ技術的な話が絡みますので、技術はいいから選び方だけ知りたいという方は下部の「★ 3Dシアター選びのオススメ」に飛んでください。 ちなみに私は、今から説明する某方式の関係者だったりします。というか、関係者には身元がバレてる気がするんですが、、、気にしない(苦笑) でもご安心ください。これから説明するのは完全に一個人としての意見です。まったく営業的なことは書いていません。な

  • そんなことを訊かれても - 内田樹の研究室

    仕事始めに取材がふたつ。 太田出版の『atプラス』という雑誌と、『週刊プレイボーイ』。 媒体は違うが、たぶんどちらも対象としている読者の世代は同じくらい。 20代後半から30代、いわゆる「ロスジェネ」世代とそれよりちょと下のみなさんである。 生きる方向が見えないで困惑している若い諸君に指南力のあるメッセージを、というご依頼である。 『atプラス』の方はかなり学術的な媒体なので、「交換経済から贈与経済へ」という大ネタでお話しをする。 「クレヴァーな交換者から、ファンタスティックな贈与者へ」という自己形成モデルのおおきなシフトが始まっているという大嘘をつく。 もちろん、そのようなシフトは局所的には始まっている。 けれども、まだまだ顕微鏡的レベルの現象である。 それを「趨勢」たらしめるためには、「これがトレンディでっせ」という予言的な法螺を吹かねばならぬのである。 めんどうだが、そういう仕事を電

  • 『アバター』は3Dの方式を知ってから観ないともったいない

    全世界の興行収益が2週間で10億ドル突破と、リピーターがガンガンメーター上げている『アバター』ですが……って、自分も3回観てました、すいません。 ただ、観るには観たけど言うほどじゃないゾ、という話をチラホラ耳にするので、よくよく聞いてみるとちょっと惜しいことが判明しました。今一度、3D映画の上映方式を書いておきます。これから観ようという方は参考にしてくださいね。 ひと口に3Dと言っても、複数の上映方法があります。偏光タイプの『RealD』、左右の映像を高速で切り換える『XpanD』、これと似たタイプですが左右の映像をRGBの位相をずらすのが『Dolby 3D』。これらは見比べると、えっ、と思うくらいの違いがあります。 『RealD』は『キャプテンEO』の方式、というとピンと来るかもしれませんね。『XpanD』は液晶シャッターで、分厚い3Dグラスを使用しますが、家庭用にヘッドセットタイプが何

    『アバター』は3Dの方式を知ってから観ないともったいない