27日打ち上げられる予定だった国産の新型ロケット、イプシロンは、打ち上げ直前に異常が見つかり、27日の打ち上げは中止されました。 今回、初めて採用された新しいシステムが、ロケットの姿勢に異常を示すデータを検知したということで、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、原因が究明できれば、最短で3日後に打ち上げられるという考えを示しました。 JAXAが12年ぶりに開発した国産の新型ロケット、イプシロンは、27日午後1時45分に、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定でした。 しかし、打ち上げの19秒前にカウントダウンが中断し、予定時刻を過ぎても打ち上げることができず、27日の打ち上げは中止されました。 午後4時すぎから開かれた記者会見で、JAXAの森田泰弘プロジェクトマネージャは、「ロケットの傾きが設定された値を超えていることをセンサーが検知した。調べたところ、実際にはロケットの傾きに