MS-1、Electribe、Triton、Wavestation、Kaoss Pad。1962年にナイトクラブのオーナーとアコーディオン奏者が良質なリズムマシンを制作するために創業して以来、Korgはシンセサイザー界の重要メーカーとしてその名を轟かせてきた。長年Korgでエンジニアを務め、これまで3度に渡りMS-20の開発に携わってきた(オリジナル機、プラグイン、そしてmini)西島裕昭が、制作における理念や物理学を解説する。また、Korgの若きホープ、高橋達也がVolcaやMonotronの裏話を明かし、なぜ我々はこれほどアナログに固執してしまうかを解く。