11月11日、キングコング・西野亮廣の絵本『Zip&Candy ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』(著:にしのあきひろ/幻冬舎)が発売された。これは、彼にとって『Dr.インクの星空キネマ』(同)に続く2冊目の絵本。独特の緻密な絵柄で、ロボット同士の温かくほろ苦い恋愛模様を描いている。 『はねるのトびら』(フジテレビ系)などのレギュラー番組に出演するかたわら、絵本や小説の制作、ライブ活動、ドラマ主演など、ますます多忙を極める西野の果てしない創作意欲の原点に迫ってみることにした。 ――そもそも絵本を描こうと思ったきっかけは? 西野亮廣(以下、西野) 飲みの席で、タモリさんに「絵を描け」って言われたことがあったんです。それを僕は1回断ったんですよね。興味がないから嫌です、って。そしたら、「じゃあ何に興味あるんだ?」って言われたから、お話を作るのは好きです、って答えて。じゃあ絵本はどう