ビートたけし審査委員長による『第22回東京スポーツ映画大賞』授賞式が24日、都内で開催された。自身の監督作品『アウトレイジ ビヨンド』が「作品賞」を受賞したほか、「監督賞」「男優賞」の3冠を獲得。男優賞は同作で悪役を演じた西田敏行、三浦友和ら12人が受賞した。 『アウトレイジ~』は登場人物全員が主演であり、助演であることから、主演・助演の垣根を取っ払い「男優賞」をそろって受賞。メガホンを執った“北野武監督”は「よくこれだけの役者がそろって、それぞれが目立ってくれた。普通はつぶれちゃう」と賛辞を送り、司会のダガルカナル・タカも「“アウトレイジ祭”となったが、作品賞も男優賞もそれにふさわしい」と称賛した。 主演女優賞は『夢売るふたり』に出演した松たか子、新人賞は『苦役列車』に出演し、挿入歌も担当したマキタスポーツ、外国作品賞は、たけしが「俺の映画に似ている」評した『ドライヴ』が受賞した。 特別