千葉県船橋市の市立峰台小で、6年生の男子児童(12)が給食のはちみつパンをのどに詰まらせ窒息死した事故で、同小の教頭と担任教諭が23日、児童の自宅を訪れ、父親(39)らに事故の経緯を説明した。 学校によると、友達が「おれはこのパンを前に3秒で食べたことがあるんだよ」と話したのを児童が聞き、「おれはもっと早く食べられる」と、パンを二つに割って口の中に入れたという。 父親は「学校側はできることはすべてやってくれたと思うし、これ以上追及するつもりはない。真実を知ることができ、心の区切りがついた。誰かに責任があるわけではない」と話した。【袴田貴行】