水中トンネルからは飛ぶように泳ぐペンギンの姿が見える=1日午後、山口県下関市、藤脇正真撮影 山口県下関市の水族館「海響館」に1日、国内最大級のペンギン展示用の新施設「ペンギン村」がオープンした。水深6メートルの専用水槽を備え、絶滅が危ぶまれているフンボルトペンギンなど5種約140羽を展示。下関の新名所として期待が高まっている。 最大の目玉が、フォークランド諸島など亜南極の環境を再現した「亜南極水槽」。水深約6メートル、幅約14メートル、水量約700トンでペンギン専用水槽としては世界最大級。水中トンネルからは、飛ぶように泳ぐペンギンたちの姿を上下左右から見渡せる。