大王製紙の会計処理の問題を内部告発した後、懲戒解雇された同社元課長の男性が解雇無効などを求めた訴訟で、東京地裁(鷹野旭裁判官)は14日、解雇を無効とし、同社に解雇後の未払い分の給与(月額約31万~51万円)を支払うよう命じる判決を言い渡した。 判決によると、同社経営企画部の課長だった男性は、タイの現地法人などの決算処理に不正があるなどとする告発状を作成し、2013年1月に別の部署への配転命令を受けた。同年2月には降格処分とされ、別の関連会社への出向を命じられた。拒否すると、同年3月に懲戒解雇されたため、訴えていた。
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