あのジャパンビバレッジ社に「社内労組」が誕生 この秋、サントリーグループの自動販売機大手・ジャパンビバレッジ社に、新たな労働組合が結成された。 今年10月、ジャパンビバレッジの各支店において、全従業員を集めた社内ミーティングが開かれた。このミーティングの終了直後、そのまま同じ会場で立て続けに、労働組合への加盟を呼びかける説明会が次々と始まったという。労働組合の名は、「ジャパンビバレッジグループ労働組合」。従業員のみを対象とした「社内労組」の誕生である。 この1年の間、ジャパンビバレッジ社では、数々の労働問題が発覚してきた。何時間労働をしても残業代が払われない「事業場外みなし労働時間制度」(=「定額働かせ放題」制度)を違法適用したことに対する労基署の是正勧告。 同社の違法行為を労基署に申告した従業員を狙い撃ちした懲戒解雇未遂事件。クイズに正解した従業員にのみ有給休暇を認めるという「有給チャン