皮膚に赤い発疹が出て、表面が乾くとふけのように剥がれ落ちる慢性の皮膚疾患である「乾癬(かんせん)」。お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん(30)は2020年11月、乾癬患者のための衣料品の発表会にゲストとして登壇した。ゆりやんさん自身は乾癬患者ではないものの、19年10月から約1年間、湿疹に悩まされたという。最近では110キロあった体重の36キロ減量に成功し、注目を集めたゆりやんさんに、健康への思いを聞いた。【聞き手・小川祐希】 ――乾癬患者向けの衣料品の発表会に出演しようと思ったきっかけは何でしょうか。 話せば長くなるんですけど……吉本にスケジュールを入れてもらったからです(笑い)。 ――そうですか(笑い)。 もともとイライラした時に首をかく癖があったんですけど、19年の10月くらいに首がめっちゃかゆくなってきて、頭皮にもどんどん広がってきて、信じられないくらいかゆくて真っ赤になりました