手原和憲作。週刊スピリッツ連載。 木登高校サッカー部2年・今中は、チームから干されていました。 ドリブルだけがとりえなのに、チームの戦略上それを必要とされない。 そんな、冷遇されてきたサッカープレイヤーが、新天地で飛躍を図る。 なんともロマンを感じる物語です。 そして、そんな彼にとってのキーとなる少女が、雨ちゃん、本名雨宮雨。 部内のゴタゴタでこれまでの監督が去り、新たな監督が就任。 これまでの「リスク管理重視」から、「勇気を持ってチャレンジ」するチームへの路線変更を告げます。 新しいチームなら自分が必要とされるのではないか。 今中にそんな希望が膨らむ中、テクニカルコーチに就任したのが、若干中学3年生の彼女なのでした。 チームの主軸として今中に期待し、更なる飛躍を図る雨ちゃん。 信頼や期待というものは、これまでの今中には欲しても得られないものでした。 でも今は、信じてくれる人がいる。それが