兵庫県の斎藤元彦知事らを告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題などを巡り、副知事が辞職を表明したことを受け、斎藤知事は12日午後、県庁で取材に応じ、自らの進退について、改めて辞職を否定した。 片山安孝副知事は同日午前、県政に混乱を招いたことの責任を取り、辞職すると表明。これまで知事にも辞職を進言したが、「任期を全うしたい」と断られたと明らかにした。 【元西播磨県民局長の文書問題】3月中旬、兵庫県の西播磨県民局長だった男性(60)が、斎藤元彦知事や県幹部らの言動を「パワハラ」「違法行為」などと告発する文書を報道機関などに郵送。県は男性を解任し、斎藤知事は文書内容を「うそ八百」などと批判した。県は5月に男性を停職3カ月の懲戒処分としたが、内部調査の客観性が疑問視され、県議会は6月、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置。男性は7月19日に証人と
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