日銀は、先月上旬に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表し、1人の委員が「金融緩和の効果を、副作用がすでに上回っている」として政策の転換を提案していたことが明らかになりました。 8日公表されたこの会合の議事要旨によりますと、木内委員とみられる委員が「大規模緩和の追加的な効果を、副作用がすでに上回っており、これを継続することは中長期的な経済の不安定化につながる懸念がある」と主張し政策の転換を求めていました。これに対しほかの委員からは、「2%の物価目標に向けてなお道半ばである現時点で、市場に供給するお金の量を減らすことは政策の効果を減殺する可能性が高い」などとして反対意見が相次ぎ、木内委員の提案は否決されていました。 大規模な金融緩和策の効果と副作用を巡って日銀内部で論議が続いていることが、改めて浮き彫りになっています。
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
IT insight 情報家電、インターネット、ソーシャルメディア、携帯電話など、ITツールの最新情報に加え、激動の市場を勝ち抜くIT企業の戦略、ITを駆使した新しい企業経営の姿などを伝える。ITエグゼクティブや編集部の視点から、ITビジネスの最前線を徹底分析する。 バックナンバー一覧 最新のテクノロジーを利用したビッグデータの分析は企業のマーケティングだけでなく、犯罪対策や治安維持などにも使われるようになってきた。ビジネス・アナリティクスのリーディング企業であるSAS Institute(以下・SAS)も、不正・犯罪対策やリスク管理の分野に対して総合的なソリューションを提供している。この分野の責任者であるイマム・ホーク氏に、警察や国境警備など国家・公的機関におけるアナリティクス活用の最新テクノロジーと捜査事例を聞いた。(取材・文/平 行男、ダイヤモンド・オンラインIT&ビジネス 指田昌夫
下水処理の過程で発生する消化ガスを使って、発電事業に取り組む自治体が全国に拡大している。大阪市は市内4カ所の下水処理場でバイオガス発電を実施する。発電設備の建設から運転・保守までを民間事業者に任せて、市は消化ガスの売却収入と土地の使用料を得るスキームだ。
鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は8年前の2007年度から「超電導き電ケーブル」の開発に着手して、これまでは研究所の構内にある試験線で列車の走行試験を繰り返してきた。いよいよ営業用の鉄道路線に導入して実用化に向けた段階に入る。静岡県の伊豆半島を走る民営の「駿豆(すんず)線」を利用して、世界初の列車走行試験を3月27日の深夜に実施したことを明らかにした(図1)。
17世紀の海賊「キャプテン・キッド」(ウィリアム・キッド)が乗っていた船をアフリカのマダガスカル沖で見つけたと、米国の探検家らが発表した。キッドが座乗していたとみられる船からは重さ50キロという銀の延べ棒が見つかったという。 米探検家のバリー・クリフォード氏は、マダガスカル沖で見つけた沈没船がキッドの座乗船「アドベンチャー・ギャリー」(Adventure Galley)だったと発表。海底から銀の延べ棒を発見し、マダガスカル大統領に手渡した。 ただしキッドの船なのかどうか最終的な確認はできておらず、欧米では懐疑的な見方も浮上しているようだ。また国連教育科学文化機関(UNESCO)は、遺跡の破壊につながるとして発掘手法を批判しているという。 キッドはスコットランド出身。もとは商人だったが、私掠船の船長として海に乗り出して以降、海賊行為にも手を染めた。記録によると、1698年、キッドはマダガスカ
情報通信研究機構(以下、NICT)は、フィリピン科学技術省情報通信技術局(ICTO)との間で、NICTが開発したTV放送帯ホワイトスペースの有効利用に必要な周波数管理技術をICTOに提供する契約を結んだ。 情報通信研究機構(以下、NICT)は2015年5月、フィリピン科学技術省情報通信技術局(ICTO)との間で、NICTが開発したTV放送帯ホワイトスペースの有効利用に必要な周波数管理技術をICTOに提供する契約を結んだ。ICTOは今後、同技術をベースとしてフィリピン全域で無料のWi-Fiインターネット接続を可能とするインフラ整備を行う。 ICTOは、政府機関や公園、病院、公立学校、空港、港湾、駅などフィリピン全域の公共スペースにおいて、無料でWi-Fiインターネット接続を可能とするインフラ整備を計画している。ICTOは、「Free Wi-Fi Project」と呼ぶこのプロジェクトを実現す
Microsoft関係者らは、「Windows 10」の新しいブラウザに対し、新機能や拡張機能を追加する一方で、いくつかの機能を削除することを計画している。 Microsoftは今週、ブラウザ「Edge」(以前は「Spartan」という開発コード名で呼ばれていた)に、製造工程向けリリース(RTM)後に追加される一部の機能について詳細を示した。その追加機能は以下のようになっている。 拡張機能のサポート(「Skype」「Reddit」「Pinterest」用の拡張機能を含む) 「Cortana」シナリオの追加 Object RTC Pointer Lock 削除される機能としては、「ActiveX」「VBScript」など複数の「古いIE技術」があり、Microsoftの新しいブログ投稿によると、これに伴って、MSHTMLで記述された22万行を超えるコードが削除されるという。 (「Silver
ニコンは5月7日、再生医療向け細胞生産で世界最大手でスイスのLonza社と日本における細胞受託生産に関する戦略的業務提携契約を締結し、ニコンの100%出資で新会社を設立、再生医療用細胞等の受託生産事業に参入すると発表した。新会社名は「ニコン・セル・イノベーション」(社長:中山稔之氏、本社所在地:京浜地区を予定、資本金20億円)で、15年度上期に設立を予定する。 ニコンは、2014年11月に施行された医薬品医療機器等法(薬事法改正法)で、再生医療の早期実用化が期待できる環境になり、海外でも早期応用へ協業が進んでいることから、商機があると判断。そこで国際的な実績を持つLonza社と業務提携契約を締結し、技術的なノウハウ、コンサルサービスを受けながら、受託生産事業に参入することにした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く