9月に閉店する大阪・新世界の老舗フグ料理店「づぼらや」(大阪市浪速区)の立体看板「ふぐちょうちん」について、近くのレジャー施設「スパワールド」の運営会社が引き取り、地元で展示する意向を示していることが、同社への取材で判明した。看板は長年、大阪の観光名物として親しまれており、閉店後の行方が注目されている。同社は近く、づぼらや側に打診する方針だ。 スパワールドは1997年の開業で、温泉やプール、ホテルなどを備えた総合レジャー施設。看板のある「づぼらや新世界本店」の南約100メートルにあり、年間100万人以上が訪れる人気スポットになっている。