Imagination,PowerVR Series6の実動デモを公開。MIPS買収後,次の一手は? ライター:西川善司 Imagination Technologies(以下,Imagination)は,2012年11月13日,都内にある英国大使館で報道関係者向けイベントを開催し,2012年の総括と,2013年に向けての製品戦略説明を行った。 本イベントにおける目玉は,Imaginationの主力製品である組み込み向けグラフィックスIPコアの新製品で,開発コードネーム「Rogue」(ローグ)と呼ばれていた「PowerVR Series6」と,先頃発表された,CPUメーカーMIPS Technologiesの買収の件だ。 Imaginationの製品戦略全体について語ったDavid Harold氏(Director of PR, Imagination Technologies) 各プロセ
「Project Denver」とTegraは無関係!? HPC・GPU・モバイル向けで“3極化”するNVIDIAのCPU戦略 ライター:本間 文 NVIDIAの独自CPU開発計画「Project Denver」(プロジェクトデンバー)は,来たるヘテロジニアスコンピューティング時代において,GPU側からコンピューティング性能を引き上げるには欠かせない存在だ。 もともとProject Denverは,今から約3年半前に,GPUの並列演算処理性能を向上させるために,GPU内部のスケジューリングや命令発行を制御する,より強力なプロセッサが必要だとして始まったとされる。 だが,「Windows 8」という開発コードネームで呼ばれる次期Windows(以下,Windows 8)のARMアーキテクチャ対応によって,状況は大きく変わってきた。今回はNVIDIAのGPUコンピューティングへ向けた取り組みと
2014年に移行が始まるDDR4メモリ,Intelは「Skylake」から採用か。システム&グラフィックスメモリの動向を整理する ライター:本間 文 Intelが公開したシステムメモリのテクノロジーロードマップ。2012年にはDDR3Lメモリがメインストリーム市場に広がるほか,通常電圧版DDR3メモリのさらなる高速化も図られる見込みだ Intelのシステムで採用されるシステムメモリのロードマップが明らかになりつつある。 Intelは,2013年までDDR3メモリに対応したプラットフォームを継続すると明らかにしているが,ただサポートを続けていくだけではない。2012年には1.35V駆動の低電圧版となる「DDR3L」メモリのサポートをクライアントプラットフォームへと追加する予定で,さらに同社は,高性能なデスクトップPC向けに,より高速なDDR3メモリの対応も視野に入れているのだ。 またInte
東京工業大学、青木尊之教授の研究室は、気象庁が開発を進めている次世代気象モデルをCUDAでコーディング、GPGPUによる高速な計算を可能にした。GPGPUの適用領域の拡大を示すとともに、天気予報の予測精度の向上につながるものとして期待される。 東京工業大学、青木尊之教授の研究室は3月24日、気象庁が開発を進めている次世代気象モデル(ASUCA)をGPU(Graphics Processing Unit)を用いて計算することで、CPU1コアに対して約80倍の計算速度を実現できたことを明らかにした。GPGPU(General Purpose GPU)の適用領域の拡大を示すとともに、天気予報の予測精度の向上につながるものとして期待される。 ASUCAは気象庁が開発を進めている高分解能の領域気象モデル(メソモデル)で、米国大気研究センター(NCAR)などを中心に研究が進められている「Weather
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