コートジボワール代表の主将で、4日に行われた日本との強化試合で負傷退場したディディエ・ドログバ(32)=チェルシー=が右腕を骨折したことが分かった。代表チームの広報担当者が明らかにした。 ドログバは前半16分、ピッチ中央でドリブル突破を図った際、自身の右腕と闘莉王が振り上げた右ひざが接触。ドログバはしばらく倒れこみ、駆けつけたチーム関係者とチームメートに抱えられてピッチを後にしていた。 広報担当者はドログバのW杯出場について「現時点ではまだわからない」と語った。 また、同チームのスヴェン・ゴラン・エリクソン代表監督は「負傷箇所は右ひじだ。とても心配している」と落胆しながらも、「故意ではなく不運な事故だった。サッカーはコンタクトスポーツだ」と語り、闘莉王を攻めることはなかった。