オリンピックのボクシングは、1904年から行われている。リオデジャネイロオリンピックから、プロ選手が参加できる見通しだが、いわゆるプロのボクシングとオリンピックのボクシングは似て非なる競技といっていい。オリンピックのボクシングは1ラウンド2分間の4ラウンド制を取っており、5人の審判がコンピュータのボタンを押し、正確なヒット数(得点打)を人力する電子採点装置が用いられている。正確なヒッ卜は、5人中3人の審判が同時にボタンを押した場合のみ有効とされ、ヒット数の多い選手の勝利となる。また、対戦相手は試合の当日にくじ引きにより決まり、1日に複数試合を行っている。 現在のようなシステムは、バルセロナ大会から採用されている。きっかけは、ソウル大会。この時のボクシングがトラブル続きだったのだ。 ソウルオリンピック・バンタム級2回戦、韓国の辺丁一とアレクサンダー・クリストフ(ブルガリア)の試合は4-1でク

