なぜ騙(だま)されるのか――? パソコンを操作中、けたたましい警告音とともに「ウイルスに感染した」と画面に警告表示が出現してキーボードが使えなくなる。「サポート」を名乗る電話番号が表示され、慌てて電話すると「ウイルスを除去する」との名目で数万円の費用を請求される。 「サポート詐欺」だ。 関係機関によると、サポート詐欺は昨年1年間で数千件、被害額は20億円規模の可能性があるという。特殊詐欺などと同様、海外から仕掛けられており、摘発が難しい。最近、明らかになったサポート詐欺の摘発例は「インド発」だった。 警察庁が昨年5月、インド中央捜査局と合同で、インドから世界中を標的にサポート詐欺を繰り返していたインド人6人を逮捕し、拠点を捜索した。 この事件の犯行手口を詳細に分析すると興味深い。「なぜ騙されるのか」がよく分かるのだ。 グループはインド国内に2カ所、マイクロソフトのカスタマーサポートセンター

