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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (11)

  • 太陽のような恒星の自転パターンを初計測

    MIZ
    MIZ 2021/07/04
    “赤道付近では約25日だが緯度が高くなるにつれて長くなり、極付近では約30日となる。つまり、赤道付近の自転速度は緯度の高いところよりも速い。これは太陽が流体(気体)であるために起こる現象”
  • 【特集】2021年5月26日 皆既月食 - アストロアーツ

    今回の月では18時45分に満月が地球の影(影)に入って月が欠け始めます(部分の開始)。このとき、北海道西部~中部地方より西の地域ではまだ月が昇ってきていないので、部分の始まりは見られません。この地域では部分開始後に、一部が欠けた月が昇ってくることになり、このような状態を「月出帯(げっしゅつたいしょく)」と呼びます。また東側の地域でも、部分が始まった時には月は非常に低いところにあります。 その後、だんだん高くなっていく月を地球の影が覆い、暗い部分が次第に広がっていきます。そして部分開始から約1時間30分後の20時11分に月全体が地球の影に入り、皆既の状態となります。この皆既状態は20時26分までしか続かないので、皆既月のハイライトである「赤みを帯びた満月」が見られるのはわずか15分弱しかありません。 20時26分に皆既が終了すると、月は明るさを取り戻していきます。そして

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    MIZ 2021/05/25
  • 土星の200倍、巨大な環を持つ系外惑星

    430光年彼方の系外惑星が、土星の200倍という巨大な環をまとっていることが明らかになった。さらにその中では地球に匹敵する大型衛星も作られつつあるかもしれないという。 【2015年1月27日 ロチェスター大学】 2012年、ケンタウルス座の方向約430光年彼方の若い恒星J1407(1SWASP J140747.93-394542.6)に、土星のような環を持った惑星が見つかった。恒星の手前を惑星が通過する「トランジット現象」の観測データを調べたオランダとアメリカの研究チームが、2007年に57日間にわたって惑星の環によるとみられる複数回の減光が起こっていることをつきとめたのだ。 J1407bの巨大な環(イメージ図提供:Ron Miller) 研究チームによる新たな解析から、この惑星J1407bの環の巨大さが明らかになってきた。J1407bは木星の10~40倍の質量と考えられ、30個以上も重な

    土星の200倍、巨大な環を持つ系外惑星
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    MIZ 2020/05/12
  • 金星にかつて海は存在したか

    金星にかつて海は存在したか 【2010年6月30日 ESA】 金星にかつて海は存在したのだろうか。生命誕生の謎を探るうえで重要なこのテーマについて、現在ESAの金星探査機ビーナスエクスプレスによる調査・研究が進められている。 生命に満ちあふれた地球と、高温の地獄のような金星。ずいぶんと姿が異なるように見える2つの惑星にも、多くの類似点がある。6月20日〜26日にフランス・オーソワで開催された国際金星会議では、日の金星探査機「あかつき」のチームもふくめ世界中から集まった惑星研究者が、地球と金星の比較などについて話し合った。 現在の金星には水がほとんどなく、それが地球と金星の決定的な違いとなっているが、何十億年も前にはもっと豊富に水があったようだ。というのは、金星探査機ビーナスエクスプレスの探査で、かつて大量の水が金星から逃げていったことが確実となったのである。そのしくみは、水分子が太陽から

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    MIZ 2019/09/23
  • ボイジャー1号、37年ぶりに軌道修正用スラスター噴射

    NASAは先月28日、探査機「ボイジャー1号」の軌道修正用スラスターを37年ぶりに動作させることに成功した。 【2017年12月4日 NASA JPL】 探査機「ボイジャー1号」は1977年9月に打ち上げられ、1979年3月に木星、1980年11月に土星にそれぞれ最接近して探査を行った。その後も太陽系の外に向かって飛行を続け、2012年についに太陽圏(太陽風の届く範囲)を脱出し、史上初の「恒星間空間に到達した人工天体」となった。現在は地球から約210億km離れたへびつかい座の方向にあり、さらに遠くへと飛び続けている。 探査機「ボイジャー」の想像図(提供:NASA/JPL-Caltech) ボイジャー1号をはじめ探査機には、機体の姿勢を制御したり軌道を修正したりするための「スラスター」という装置が付けられている。ボイジャーの運用チームは2014年以降、ボイジャー1号の姿勢を制御するスラスター

    ボイジャー1号、37年ぶりに軌道修正用スラスター噴射
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    MIZ 2018/11/18
  • 火星探査車キュリオシティ、予想外の鉱物を発見

    火星のゲール・クレーターで調査を続けている探査車「キュリオシティ」が鱗珪石という鉱物を発見した。火星では起こらなかったと考えられている高温の火山活動で作られるはずの鉱物が存在するということは、火星の歴史を考え直す必要があるのかもしれない。 【2016年6月27日 NASA】 NASAの火星探査車「キュリオシティ」は2012年8月に火星に着陸し、移動しながら火星の調査を行っている。 昨年7月、ゲール・クレーター内の「バックスキン」と名付けられた場所で堆積岩を掘り、採取したサンプルを分析したところ、鱗珪石(りんけいせき、トリディマイト)という鉱物が見つかった。 昨年8月に撮影されたキュリオシティのセルフィー(自分撮り)。中央下の白い部分は岩を掘ってできた粉(提供:NASA/JPL-Caltech/MSSS) 鱗珪石は珪質火山活動という爆発的なプロセスの高温環境で作られるもので、地球では鹿児島県

    火星探査車キュリオシティ、予想外の鉱物を発見
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    MIZ 2016/06/27
  • 地球生物の大量絶滅、銀河内のダークマターも影響?

    6600万年前の恐竜絶滅など過去の地球における大変動は、太陽系が3000万年ごとに銀河円盤面を通過することが関連しているかもしれない。米大学の生物学者が、銀河円盤のダークマターが地球に及ぼす影響について検証した。 【2015年2月20日 Royal Astronomical Society】 私たちがいる太陽系は、天の川銀河の中心部の周りを約2.5億年周期で回っている。その軌道は、星やガスや塵が密集した円盤面に対して上下方向に揺れ動いており、およそ3000万年ごとに円盤を通過する。 米・ニューヨーク大学生物学部のMichael Rampinoさんによれば、この円盤通過の時期が、地球の活動やそこに生きる生物の大量絶滅と関連する可能性があるという。これらの事象にもおよそ3000万年の周期性が指摘されており、円盤通過が地球に及ぼす影響を検証した結果によるものだ。 銀河円盤を太陽系が通過すると、太

    地球生物の大量絶滅、銀河内のダークマターも影響?
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    MIZ 2015/02/20
  • 地上で初めて彗星由来の塵を発見

    日米の共同研究チームが、南極の氷の中から彗星に由来する塵を発見した。地上で見つかったのは初めてのことだ。 【2014年12月11日 Phys.Org】 九州大学の野口高明氏をはじめとする日米の共同研究チームが、南極で穴を開けて採取した氷の中に大きさが数十μmの塵の微粒子を発見した。 当初その塵は、隕石によってもたらされたものだと考えられた。しかし詳しい分析の結果、微粒子はコンドライトのような粒状の構造をした多孔質の惑星間塵であり、NASAの彗星探査機「スターダスト」が採取した彗星のサンプルにほぼ一致するものであることがわかった。 氷の中から発見された彗星由来のちりの微粒子(出典:Earth and Planetary Science Letters, Volume 410, 15 January 2015, Pages 1–11.) これまで、塵の微粒子は大気圏突入という厳しい条件に耐えら

    地上で初めて彗星由来の塵を発見
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    MIZ 2014/12/13
  • 火星隕石に生命活動の痕跡に似た構造

    【2014年3月3日 NASA】 日の調査隊が南極で回収した火星隕石に、地球で見られる生命活動の痕跡に類似した構造が見つかった。 やまと隕石に見られるカーブしたチューブ構造。クリックで拡大(提供:NASA。以下同) 隕石中の球体構造(赤)。球体のない部分(青)に比べて2倍の炭素を含む。クリックで拡大 日の南極調査遠征隊が2000年に発見した火星隕石から、生命活動を示唆する可能性のある構造が見つかった。南極のやまと山脈で回収された13.7kgの隕石「やまと00593」は、13億年前に火星の溶岩流で形成、1200万年前に天体衝突により地表から宇宙空間に放出され、5万年前に南極大陸に落下したとみられている。 NASAジェット推進研究所のLauren Whiteさんらによる分析で、このやまと隕石から火星の生命活動を示唆する2つの構造が見つかった。1つは、隕石中に走る小さなチューブ構造。もう1つ

    火星隕石に生命活動の痕跡に似た構造
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    MIZ 2014/03/04
  • 恐竜絶滅させたホシ探し、有力候補は潔白だった

    【2011年9月22日 NASA】 6500万年前に起こった恐竜絶滅の原因候補の1つ、「バティスティーナ族」と呼ばれる小惑星の一群が、潔白であることが赤外線観測で最終的に証明された。地球史最大のミステリーはまたまた迷宮入りとなりそうだ。 巨大小惑星の破片が地球に衝突したと考えられるが、果たしてその元となった天体は?(提供:NASA/JPL-Caltech) メキシコ・ユカタン半島。左上にチクシュルーブ・クレーターの一部である弧が見えている。クリックでキャプションなしで拡大(提供:NASA/JPL) メキシコ・ユカタン半島の先に、チクシュルーブ・クレーターと呼ばれる巨大隕石孔がある。地球にはほとんど存在しないが隕石に多く含まれる、イリジウムの鉱物が豊富に見つかっていることから、今から6500万年前に直径約10kmの小惑星が地球に衝突した痕とされている。そしてこの衝突が、ほぼ同時期に起きた、恐

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    MIZ 2011/09/22
  • もっとも生命に適した系外惑星を発見 グリーゼ581g

    もっとも生命に適した系外惑星を発見 グリーゼ581g 【2010年10月1日 NASA】 地球から20光年の距離にある恒星グリーゼ581の周りに、新たに2つの惑星が発見された。そのうちの1つが、液体の水と大気を持つことが可能な環境にあり、これまでに見つかっている系外惑星のうちでもっとも生命の生存に適したものであることがわかった。 グリーゼ581の惑星軌道を、太陽系の図と重ねたもの(提供:National Science Foundation/Zina Deretsky) グリーゼ581惑星系の想像図。クリックで拡大(提供:Lynette Cook) 米・カリフォルニア大学サンタクルーズ校と同・カーネギー研究所の共同研究チームがハワイのケック天文台を用いて行った11年にも及ぶ観測から、てんびん座の方向20光年の距離にある赤色矮星グリーゼ581の周囲に、新たに2つの惑星を発見した。グリーゼ58

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    MIZ 2010/10/24
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