フランスの漫画家バスティアン・ヴィヴェス氏。仏パリにて(2021年8月30日撮影)。(c)JOEL SAGET / AFP 【12月14日 AFP】フランスで13日、小児性愛や近親相姦(そうかん)を連想させるとして非難されている漫画家バスティアン・ヴィヴェス(Bastien Vives)氏(38)が、国際的に有名な漫画祭で特集されることが分かり議論が巻き起こっている。 ヴィヴェス氏は、フランスで人気の「バンドデシネ(漫画)」の分野において、最も優秀な若手作家の一人とされている。 少年のロマンスを描いた「年上のひと(Une sœur)」や若い女性の性の目覚めを描いた「Le Chemisier」といった作品は、性的な要素があるものの、感動的で現実的なものと受け止められている。 しかし、性器が非常に大きい10歳の少年を描いた「Petit Paul」などの作品は、不条理がテーマであるにもかかわらず