[東京 11日 ロイター] 48年ぶりに東京で開催されている国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会は、ホスト国・日本の存在感が薄いという印象を払しょくできない。 20年間も低迷してきた日本経済の経験をもとに、世界経済危機の回避に向けた「日本からのメッセージ」がないからではないか。"場所貸し"に甘んじ、日本独自の主張を展開する機会をみすみす逸しようとしているのは残念だ。
ほど前、一緒にツアーを回ったバンドがいた。ぼくがやっていたバンドも、一緒に回っていた彼らPaperBagLunchboxも、自分たちの最初のアルバムをリリースしたばかり。デビュー作にしてはそれなりの注目も集めて、それはもう意気揚々とバンドの成功を信じている時期だった。 季節はちょっと流れて、2010年7月。ぼくはバンドを、音楽をやめてしまっていた。たった一言「やめてしまっていた」で片付けてしまうと、それを決断した当時の自分が怒り出しそうだが、自分たちの会社をはじめて、このCINRA.NETというWEBメディアに心血を注いできたこの5年というのは、微塵の後悔もないほど充実していた。就職もせず音楽スタジオで働きながら音楽での成功を目指して「頑張っていた」当時の自分の葛藤なんて、「いい経験だった」と言い切れるくらい何歩も先に進んだ実感があった。 PBLは、ずっとあの頃の風景に留まっているようだっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く