音楽業界はDRMフリーへと向かう傾向にあるが、実際にはSocialDRMへ向かいつつあると言った方が正確だ。完全に生のファイルをダウンロード販売するというのはビジネスとして考えにくく、何らかのマーキングがされたファイルをダウンロードさせている。出版界ではまだ例が少ないが、有名なところでは「ハリー・ポッター」の電子書籍が、作者J・K・ローリング氏の直販サイトで売り出された。この販売について、作者自身が出版社を介さず直接販売することのほかに、従来のDRMを用いずに購入者を特定する情報をVisibleまたはInvisibleにファイルに埋め込んでいることが話題になった。音楽にしても出版物にしても、ユーザーの利便性を担保しながらユーザーによる不正利用を抑止しようというDRMの一つの形だ。SocialDRMは昔から概念としてはあったが、実際のサービスとして利用されるようになったのは最近のこと。 アイ
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