先日、振り込め詐欺にひっかかった女性が、相手に命じられるままATMにコーラを注入するという騒ぎが中国であった。彼女は一度支払ったお金を「返してもらえる」と信じてATMにコーラを注ぎ込んだそうだが、彼女の行為に周囲の人はもちろん、警察も唖然としたという。 中国メディア泉州網などによると、振り込め詐欺の被害に遭ったのは江蘇省で暮らす呉さん。呉さんは先日、“広東省佛山市派出所”に勤務しているというニセ警官から1本の電話を受ける。内容は彼女の身分証が勝手に使われ、68万元(約826万円)の借金が発生しており、その借金問題を片付けるために費用がかかるというものだった。呉さんの不信感を拭うため、ニセ警官は別の陳という名の警官の電話番号も伝えてきたという。 これに驚いた呉さんは大急ぎで親戚から1万元を借り、指定の口座に振り込んだ。するとニセ警官は彼女に「20分後にそのお金は戻ってきますから。ただ、先にコ